『道東の旅Ⅰ』-ポー川史跡自然公園-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「ポー川史跡自然公園」(標津郡標津町字伊茶仁2784)を紹介します。
国道335号線を野付半島を目指して南下していきます。左手に国後島の島影がずっとついてきて、時々気になりチラチラ見ながら車を走らせていました。
すると、右手に大きな「ポー川史跡自然公園」という看板が目に入りました。さらに昭和の香り漂う木造の建物も見えています。
「なんだろう?」と思い、車を駐車場の方へ進め停めました。
変わった名前の「ポー川」は、標津町内の湿地帯などを流れ根室海峡に注いでいる川です。
「ポー川史跡自然公園」には、国指定天然記念物「標津湿原」と国指定史跡「伊茶仁(いちゃに)カリカリウス遺跡」などがあることが分かりました。
歴史民俗資料館の他、開拓時代の農家、学校、番屋などの建物があります。
学校の内外の様子を見ると、「私が小学校に入学した時の校舎がこんな感じだった」とうろ覚えに覚えていて、懐かしく思いました。
学校の裏手には、「標津湿原」が広がっています。
1979年(昭和54年)に80ha、1996年(平成8年)と2004年(平成16年)にも追加して指定され、212haという面積が天然記念物に指定されています。
さらに、2001年には環境省により「日本の重要湿地500」にも指定されました。
広い湿地を渡って行くと、「伊茶仁カリカリウス遺跡」があります。縄文時代の続縄文文化や擦文文化、オホーツク文化、アイヌ文化の遺跡です。竪穴式住居跡があり、一部復元され展示されています。
この遺跡は、「数千年前の多くの竪穴式住居の跡が現在でも地面のくぼみとして見ることができる」というのが特徴だそうです。
残念ながら、先を急いでいましたのでそこまで見に行きませんでした。今後機会を作り、ゆっくりと見学に来たいと思いました。
お子さんの夏休みの自由研究等にはいろいろな要素が揃っている所で、とても参考になる施設だと思います。ご家族で足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
尚、詳しくは「北海道標津町 ポー川史跡自然公園」のホームページをご覧ください。
ご訪問頂きありがとうございました。
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