『富良野から旭岳へ』-夫婦池-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回、「夫婦池」を紹介し、このシリーズを終えたいと思います。
前回の「噴気口」から「第4展望台」を通って夫婦池に向かいます。
途中振り返って見ると、白くガスがかかっていて山頂付近はほとんど見えない状態でした。
歩くこと数分、下方に夫婦池が見えてきました。
「第4展望台」からぼ噴気口方向 こちらは姿見駅の方向です
これが夫婦池の大きい方の「鏡池」です
『大きい方が鏡池、小さい方が擂鉢池(すりばちいけ)で、合わせて夫婦池と呼びます。
旭岳は、3万年~数千年前頃の火山活動で噴火しましたが、同じ時期にこの地にできた小噴火口が活動を停止して、やがて水を湛えたものです。
池の周囲などのくぼ地には、遅くまで雪が残るため、わずかな無雪期に花を咲かせ、実を結ぶことのできる特殊な植物たちが生えています。』(『夫婦池』の掲示板より)
これが小さい方の「擂鉢池」です
第4展望台から下りていきますと、「鏡池」に着きました。
近くで見ると、けっこう大きな池でした
そこからまた少し行くと、今度は「擂鉢池」に着きました。
近すぎてかえって全体がよく見えません。そこで少し離れてみました。
こんな具合です。
擂鉢池からまた少し歩き第3展望台を過ぎた辺りに、さっきの擂鉢池に似たような円い形をした池がありました。「満月沼」です。
来た道を少し戻って第2展望台へ向かいました。丘の向こうに姿見駅の屋根がのぞいています。
一方山の方は? 見ると、噴煙なのかガスなのかよく分かりませんが、白いもので覆われていて山頂は見えません。
道端の草花を見ながら歩いていると、キツネが後ろから寄ってきていることに気づき立ち止まりました。
人慣れしているキツネみたいで、しばらく傍に座り込んでいました。
まるで「待ってるのに何もくれない」とばかりに、腰を上げてスタスタと行ってしまいました。
姿見駅に戻りました。次の下りのロープウェイの発車時刻までしばらく時間があったので、デッキに上がり山を眺めていました。
下の方で、何やら人が集まってスマホやカメラを向けている様子を目にしました。
行ってみると、キツネが駅の傍にある池の向こう岸に現れ、それを写真に撮っているところでした。
そんなこんなでロープウェイの改札の時刻がやって来ました。後ろ髪魅かれる思いもありましたが、住み着くわけにもいきませんので姿見駅を後にしました。
山麓駅に着き、旭岳を見上げると山頂は雲の中でした。「富良野から旭岳へ」シリーズは、今回で終了します。
ご訪問頂きありがとうございました。
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