『北海道のダム』-幌新ダム-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「幌新ダム」(雨竜郡沼田町字幌新172)です。
幌新ダムは、石狩川水系支線の沢川に造られた灌漑目的のアースダム(主に土を材料に造られたダム)です。
堤高27m、堤頂長283.1m、湛水面積63ha、総貯水容量570万5千㎥、1965年に着手され1975年に竣工しました。
ダムの近くには、「幌新温泉ホタル館」「ほたる学習館」などがあります。
沼田町は、「ホタルの里」として蛍で町おこしを進めている町です。
夏の夜を美しく乱舞する蛍の光は幻想的ですが、なかなか目にすることはなく憧れにも似た光景です。
ところで、ホタルには「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」があります。その違いをご存知でしょうか? 私はよく知りませんでしたので、調べてみました。
名前の由来は諸説あるようで、「源平合戦の源氏と平氏」からきているという説、「源氏物語」からきているという説などです。
「ゲンジボタル」は本州以南で水のきれいな渓流や河川などに生息しています。一方「ヘイケボタル」は沖縄を除く日本全域で水田、池など止水域に生息しています。
食物は、「ゲンジボタル」はカワニナ、「ヘイケボタル」はタニシ、モノアラガイです。
見分けるための目印としては、「ゲンジボタル」は黒い模様が十字に、「ヘイケボタル」は黒い模様が縦一線になっているところでしょう。
ヘイケボタルの方は体が少し小さく、直線的に飛ぶのに対し、ゲンジボタルは曲線に飛ぶのだそうです。
因みに、私が幼稚園から小学校低学年の頃を過ごしたのが北海道でも田舎の方で、夏には自宅の周辺で普通に蛍が飛び回っているような所でした。
そんな思い出があるからなのでしょうか、この年になって時々、無性に飛んでいる蛍の姿を見てみたいと思うことがあります。
沼田町「ホタルの里」では、これからホタルの見ごろを迎えるそうです。夏休みに足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
尚、詳しくは「沼田町のホームページ」をご覧ください。
ご訪問頂きありがとうございました。
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