JR室蘭本線・石勝線・夕張支線≪夕張駅へ≫-岩見沢駅-
岩見沢駅
今回は『岩見沢駅』です。前回、このシリーズの1回目に「都合により後日に」とお伝えしましたが、実は『岩見沢駅』と『志文駅』の写真を撮り忘れていたのです。それで、先日撮りに行ってきて用意ができましたので早速紹介します。
幌内鉄道
北海道空知地方の岩見沢市にある駅です。函館本線、室蘭本線が乗り入れていて全ての特急、快速列車が停まります。室蘭本線は岩見沢駅が終点となります。道内最古の鉄道『幌内鉄道』の主要駅として開業した古い歴史を持っていて、滝川方面と室蘭方面への拠点として発展してきました。また、幌内炭鉱(三笠市)、空知炭鉱(歌志内市)等からの石炭を室蘭や苫小牧等へ運ぶ貨物列車が多く往来していたため広い駅構内を持っています。
1933年(昭和8年)建築の前駅舎(3代目)が2000年(平成12年)12月に漏電のため全焼してしまいました。4代目となる現在の駅舎は2007年6月に駅舎本体が暫定的に開業し、2009年3月に全面開業しました。この駅舎は全国で初めてデザインの一般公募によってできたものです。駅舎の2~3階部分の大部分がガラス張りで、そのための骨材に線路が使われていることや岩見沢レンガプロジェクト等も話題になりました。2009年度のグッドデザイン賞大賞を受賞しました。
浴澤(ゆあみさわ)
岩見沢市は空知地方の南部、石狩平野の東部に位置しています。、西は石狩川の左岸から、東は夕張山地にかけて東西に広がっています。名前の由来は、開拓者が休泊所で浴(ゆあみ)をして疲れを癒したことにちなんで休泊所付近を『浴澤』(ゆあみさわ)と呼ぶようになり、これが訛って『岩見澤』になったとされています。駅周辺の市街地をはじめ、幌向・志文・栗沢・北村等に小規模な市街地も点在しています(2006年に栗沢町・北村が編入合併しました)。また、日本有数の豪雪地帯で国から特別豪雪地帯の指定を受けています。
※ 1878年(明治11年)に開拓使が幌向太(現幌向地区)-幌内(三笠市)間の道路を開削した際に休泊所が岩見沢元町(幾春別川沿い)など5箇所に設置されました。
北海道グリーンランド
観光名所としては、利根別自然公園(大正池、利根別原生林)、岩見沢公園、北海道グリーンランド(遊園地)、郷土科学館、バラ園等があります。詳しくは、『岩見沢市ホームページ』をご覧ください。
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