『登山日記・羊蹄山Ⅱ』-四合目~五合目-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「四合目~五合目」の様子を紹介します。
(訪問日:2019年(令和元年)8月上旬)
鬱蒼とした樹林帯の中を進んできて三合目辺りから尾根を越え東側へ向かう巻き道になりました。
歩いていたら前方に登山道を遮るように直径30~40cmはあるような倒木が倒れているのが見えました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
倒木が道を塞いでいる…、「さて…、上を越えて行くか…?下を潜って行くか…?」いつも迷うところです。
私はいつも必要な時に使えるようにストックを2本縮めてリュックの脇に留めて持ち歩いているので(基本自前の2本足+両腕で登ることにしているので、まだ使ったことはないんですが)、潜る時にそいつが倒木につっかからないか?と思案します。
この時の倒木の上には、皆さんが足をかけて乗り越えて行ったと思われる土の跡が色濃く残っていたので、私も迷わず木に足をかけ乗り越えて行きました。
道は相変わらずの樹林帯の中ではありましたが、樹木が途切れている所では雲海の上に頭を出している遠くの山並みや雲の途切れた所から麓の畑などが見えていました。
そんなふうに時々眺望が望めそうな所では立ち止まりながら、息を切らせ汗を流しながら登っていると、大きな木の幹に付けられている「四合目」の標示板を発見しました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
四合目到着を口実にまた立ち止まり休憩、水分補給をし呼吸を整えながらぐるり周囲の様子を改めて眺めます。
南コブ分岐の標高が580mといいますから、四合目が標高930mでなんだかんだで350m登ってきたことになります。
枝の間からは隣の山並みぐらいしか見えず、大して変わり映えのしない景色でしたので次の五合目を目指して歩き出しました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
さらに登って行くと、樹木の切れ間から眼下に真狩市街地や洞爺湖が望めるらしいのですが、それらは雲が多くて洞爺湖らしきものは全く見えませんでした(もしかしたらそこは見えない場所だったのかもしれませんが…)。
それでも麓の方へ視線を下ろしていくと、パッチワークの様な模様を描いて広がっているであろう畑の一部は見えていました。
余り眺望は望めないジグザグの道をひたすらに黙々と(ただし息はハ~ハ~と荒いですが)、時々ダケカンバの大木を目にしながら五合目へ向けて登って行きました。
「それでも一歩一歩我慢しながら登って行けばいつかは五合目にでも山頂にでも着く」というのが「登山だ!」というのは分かってはいるんですけど、ついついボヤキながら挫けそうになるのも「私の登山!」です。
そんなことを思いながら歩いていると、これまた太い幹に付けられた「五合目」の標識を見つけました。
ここから見る景色はこれまでと違って雲が少なく薄い感じで、真狩コースは羊蹄山の南斜面に面しているので真狩市街地や登山口のあるキャンプ場が眼下に広がっているはずです。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
さらにずっと南の方には洞爺湖もあるはずなんですが、さすがにそこまでは見通せませんでした、残念!
※ ウィキペディアフリー百科事典「 羊蹄山」、北海道真狩村の観光情報サイトHello!Makkari「羊蹄山自然公園」等を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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