『函館本線(旭川駅~札幌駅)駅巡り』-江部乙駅-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「江部乙(えべおつ)駅」(滝川市江部乙町西12丁目4)です。
本駅のある「江部乙地区」は、国道12号線を滝川市から深川市へ向かう途中にあります。
1909年(明治42年)に滝川村から分かれて江部乙村に、1952年(昭和27年)には江部乙町になりました。そして、1971年(昭和46年)に滝川市と合併し新・滝川市となりました。
あるニュース番組で「日本一の菜の花畑」と、季節の話題として江部乙地区の菜の花畑が報道されていたことを覚えています。
畑作地帯である江部乙地区では、小麦の連作障害を避けるためにナタネの作付けが始まったそうです。農村に広がる菜の花畑の黄色い絨毯の景観はとても美しく、多くの観光客が訪れるようになりました。
また、この地区は「リンゴの産地」でもあります。でも、国道12号線を走っていても「リンゴ畑」は見えないかもしれません。
というのも、リンゴ畑は防風林に囲まれているからです。1年中強い風が吹く地域で、風害・凍害からリンゴを守るために「防風林」が植えられました。
前置きが長くなりましたが、本駅の大まかな成り立ちを紹介します。
・1898年(明治31年):北海道官設鉄道の一般駅として開業する
・1905年(明治38年):国有鉄道に移管される
・1954年(昭和29年):台風(洞爺丸台風)により跨線橋が崩壊する
・1984年(昭和59年):荷物扱いが廃止される
・1987年(昭和62年):国鉄分割民営化によりJR北海道に継承される
・2003年(平成15年):簡易委託が廃止され、無人化される
2面3線の島式・相対式ホームをもつ地上駅(無人駅)です。
※訪問日:2015年3月
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