『道北の旅Ⅰ』-クッチャロ湖-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
昨年の夏、道北方面(上川・留萌・宗谷地方)にも足を伸ばしてみようと思い、ロードマップを開いてみました。
これまで道北方面へは、留萌本線の駅を訪ねて留萌から増毛へ、利尻富士・ノシャップ岬等を訪ねて日本海沿岸の道路(オロロンライン)を走り稚内へ行っています。
でも、内陸の方やオホーツク海側にはほとんど行っていませんでした。
そこで、7月中旬に「クッチャロ湖と朱鞠内湖」を2泊3日位で見て回ってくる計画を立て、「善は急げ」ではありませんが早々に行って来ました。
今回から数回に分けて、その時の様子を紹介していきたいと思います。お付き合いの程よろしくお願い致します。
まずは遠い方の「クッチャロ湖」へ一気に北上し、そこから南下し面白そうな所に寄り道しながら「朱鞠内湖」へ向かうことにしました。
例によって早朝夜明け前の周囲が暗い中で家を出発し、旭川からJR宗谷本線に沿って国道40号線を北上します。士別(しべつ)市、名寄(なよろ)市、美深(びふか)町、音威子府(おといねっぷ)村まで一気に駆け上がります。
音威子府村からは国道275号線に入ります。途中の中頓別(なかとんべつ)町で道道647、120号線に入りショートカットして国道275号線に戻り、浜頓別(はまとんべつ)町にある最初の目的地「クッチャロ湖」に到着です。
国内最北のラムサール条約指定湿地「認定証」
クッチャロ湖畔キャンプ場とその管理棟
浜頓別町は、北海道の最北部「宗谷地方」の東部・オホーツク海に面しています。酪農と漁業が盛んです。
観光地としては、クッチャロ湖を初めとして、神威岬、クローバーの丘、べニア原生花園、ウンタンナイ砂金採掘公園等があります。詳しくは、「浜頓別町のホームページ」をご覧ください。
浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館
夏休み前の時期ではありましたが、湖畔にはテントを張り家族連れで余暇を楽しんでいる姿も見られました。
水洗トイレ、水場、コインランドリー等設備が整っています。近くには、温泉やレストランもあり、快適にキャンプを楽しめます。
クッチャロ湖は、1989年(平成元年)に日本で3番目にラムサール条約に登録されました。面積約16㎢、外周約27㎞、青森県の十三湖(じゅうさんこ)に次ぐ22番目に大きい湖です。
クッチャロ湖の近くで見かけた牧場
満潮時には海水が入り込む汽水湖です。平成7年に環境省により「浜頓別クッチャロ湖水鳥観察館」が設置されました。
自宅からクッチャロ湖まで一般道路のみの走行距離で大まかに300㎞位でしょう。北海道は夏ですと、午後8時過ぎないと暗くなりませんので、7時過ぎくらいまでに塒(ねぐら)に着けばいいし、後はご飯を食べて寝るだけです。
1日目は午前3時頃に出発し、おおよそ16時間の活動時間ということになります。
その日の宿泊場所は、次の日のことも考えてクッチャロ湖から来た道を少し戻り、中頓別町の「道の駅・ピンネシリ」にしました。
道の駅・ピンネシリとヴィレッジファームパーク
現地に着いてみると、道路を挟んで向かいには「ピンネシリ温泉」施設がありました。
でも、その日は定休日らしく休館していました。一瞬「ヤッター!」と思ったのですが、温泉に入れず残念でした。
ご訪問頂きありがとうございました。
本記事「クッチャロ湖」 👉 クローバーの丘
※クリックすると、そのページが表示されます。
* * * * * これまでに掲載した主な記事名 * * * * *
◎北海道の駅
👉「函館本線駅巡り(旭川駅~札幌駅)」 👉「函館本線駅巡り(札幌駅~函館駅)」 👉「宗谷本線駅巡り」
👉「根室本線駅巡り」 👉「釧網本線駅巡り」 👉「日高本線駅巡り」 👉「富良野線駅巡り」
👉「JR留萌本線の駅を訪ねて」 👉「石北本線・金華駅を目指して」 👉「JR札沼線の駅を訪ねて」
👉「室蘭本線駅巡り」 👉「道南いさりび鉄道駅巡り」 👉「JR室蘭本線・夕張線≪夕張駅へ≫」
👉「JR留萌本線の駅を訪ねて(瀬越駅~増毛駅)」 👉「石勝線駅巡り」 👉「旧江差線の駅を訪ねて」
◎道東の旅Ⅰ
👉その1・斜里町まで 👉その2・知床五湖へ 👉その3・高架木道 👉その4・フィールドハウス~五湖
👉その5・知床~四湖 👉知床~三湖 👉知床~二湖 👉知床~一湖 👉知床五湖・再び高架木道へ
👉知床世界遺産センター 👉知床峠・羅臼岳 👉羅臼・しおかぜ公園 👉羅臼・早朝風景
◎道央の旅Ⅰ
👉島武意海岸 👉積丹岬・女郎子岩 👉島武意海岸から神仙沼へ 👉神仙沼湿原①
👉神仙沼湿原②長沼・大谷地 👉ニセコ五色温泉、他 👉名水の郷きょうごく 👉静狩鳴き砂海岸
👉静狩湿原