『道東の旅Ⅰ』-知床五湖・再び高架木道へ-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、五湖から一湖へと巡ってきた「地上遊歩道」の散策も終わりに近づき、再び高架木道へ向かいます。
「知床五湖」については、今回で終わります。でも、道東の旅はまだまだ続きますので、よろしくお願いします。
名残惜しい気もしましたが、いつまでも眺めているわけにもいきませんので、一湖を後にして出口に向かうことにしました。
しばらく一湖湖畔の遊歩道を歩いて出口に向かいます。
遊歩道を歩いていると、海の方の高台で数頭の「エゾシカ」が草を食んでいました。100m位は離れた所でしょうか、時々こちらの様子を伺うように頭を上げて見ては、また草を食むという繰り返しでした。
「湖畔展望台」が見えてきました。出口はもうすぐです。
とうとう出口です。まずは、ドアを開けて中へ入ります。
階段を上がり、回転式のドア? 何ていうんでしょうか?「クルリッ」と回って展望台の方へ出ます。そのクルクルは逆回転はしませんので、展望台の方から遊歩道へは出て行くことができません。
とうとう湖畔展望台に戻ってきてしまいました。
この後、もう一度高架木道を歩いて「知床五湖フィールドハウス」へ戻りました。朝に一度来た時にもすっごく気になっていたことがありました。それは、周りにある池の方から鳥の鳴き声の様な、カエルの鳴き声の様な、しきりに聞こえてくる声なんです。
もう遊歩道も歩き終えたので、「この際だから、その声の主を突き止めてやろう!」と決心し、所々で立ち止まっては声のする方をじっーーーと探っていました。すると、他のお客さんも「何してんだろう?」と不振に思ったらしく、柵から身を乗り出すようにして下の方を見下していました。
けっこうな時間を費やしました。「声はすれど、姿は見えず」状態が続き、「きっとカエルなんだろう…」とは思っていました。ペンギンならともかく鳥なら姿は水上に見えるはずでしょうから。 ついに発見!声を発している謎の正体を… やっぱり「カエル」でした!
楽しかった思い出を胸に、知床五湖を後にしました。知床横断道路(国道334号線)へ向かうために、また「ウトロ」方面へ戻ります。その途中で、またまた「エゾシカ」の群れに出会いました。数mしか離れていない道路を普通車や大型バスが通っても気にせず草を食んでいます。たくましい知床のエゾシカ達でした。
ご訪問頂きありがとうございました。
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