JR室蘭本線・石勝線・夕張支線≪夕張駅へ≫ー由仁駅-
こんにちは、ご訪問ありがとうございます。今回は『由仁駅』です。駅名の由来は地名からで、地名はアイヌ語の『ユウンニ』(温泉のある場所)からきているそうです。
1、駅舎について
現在の駅舎は、2006年(平成18年)にアメリカンスタイルの旧駅舎が解体され、翌年『ぽっぽ館ゆに』とし『由仁町ふれあい交流館』がオープンしました。
2、由仁町について
空知地方の最南端にあり、南北に夕張川が流れ、南東部の森林地帯は夕張山地に属し、西部・南部には馬追丘陵が広がっています。1892年(明治25年)に由仁村が設村され1992年(平成4年)に開町百年を迎え記念モニュメントが設置されました。
2003年(平成15年)には南幌町、栗山町との3町で合併協議会を設置し新市名も公募で『東さっぽろ市』と決定されていました。しかし、2004年南幌町の合併反対の住民投票の結果を受け、2005年に合併協議会が解散となり『東さっぽろ市』は幻に終わってしまいました。
町内には夕張川、由仁川、ヤリキレナイ川の3つの川が流れていますが、その名前から『ヤリキレナイ川』が有名です。『ヤリキレナイ川』は石狩川水系夕張川支流の一級河川(国が管理している河川)で道道694号線北長沼由仁線沿いを流れています。
『ヤリキレナイ川』の名前の由来は、明治時代にたびたび氾濫した河川に住民がそう名付けたとされています。『クイズダービー』や『探偵!ナイトスクープ』、『トリビアの泉』等の番組で紹介されたことにより全国的に有名になりました。
3、観光
観光名所として、『伏見台公園』や『ゆにガーデン』、『古山ため池』、『ゆめっく館』等があります。『伏見台公園』は、昭和11年に陸軍特別大演習が石狩平野を中心に行われた際に、昭和天皇が高台に野外統監部を設置し御統監されました。以来、記念碑が建てられ町民が樹木を持ち寄って公園となりました。春は桜やツツジ、秋は馬追山の紅葉と黄金に輝く稲穂の波打つ姿が見られます。
『ゆにガーデン』は、14種のテーマ別ガーデンに囲まれた日本最大級の英国式ガーデンです。春はクロッカスからチュ-リップ等の花が次々と開花し、初夏には102万本のリナリアが咲き誇ります。ローズガーデンでは香り豊かなバラが秋まで楽しめます。
『ゆめっく館』は図書館と資料館の複合施設で、平成2年に発見された『日本最古のマンモスの臼歯とオオツノシカの角の化石』等が展示されています。
尚、詳しくは『由仁町ホームページ』をご覧ください。
ご訪問ありがとうございました。
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