『北海道のダム』－小平ダム－
Kontan
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今回は、「小平（おびら）ダム」（留萌郡小平町字滝下）を紹介します。
小平ダムは、小平町から道道１２６号線を東・士別方面へおよそ２５㎞ほどの所にあります。
２級河川「小平蘂（おびらしべ）川」を利用した重力式コンクリートダムで、着工は１９７６年（昭和５１年）、昭和６２年にダム湖に架かる橋「滝見大橋」が完成、１９９２年（平成４年）に竣工しました。
堤高４２.４ｍ、堤頂長４７５ｍ、湛水面積２６５ha、総貯水量３千３２０万㎥となっています。ダムの管理室横に「小平ダム資料館」があり、ダムの建設のようすや概要などが紹介されています。
小平ダムの役割（目的）は、ダム便覧には「FNAW」とあります。「Ｆ」は水害を防ぐために洪水調節を行う、「Ｎ］は流水の正常な機能の維持、「Ａ］は農業、「Ｗ］は上水道、を表す記号です。
ダムによってできた人造湖は、「おびらしべ湖」と名付けられ観光スポットになっています。湖上に架かる「滝見大橋」（全長９００ｍ）は湖上橋として全道一です。他に「中記念別橋」も湖上橋ですが、その先の道路は建設中止となり通行止めになっています。
ダムの建設中に「カモノハシリュウ」の化石が発掘されたことから湖畔の公園にカモノハシリュウのモニュメントが、ダムサイトの下側にあるダム公園にはクビナガリュウのモニュメントがあります。
ダム公園では毎年７月下旬に行われる「森と湖に親しむ集い」の際には、縁日広場の他にレクリェーションや見学会が開催され水資源の貴重さや治山治水の大切さを知る機会となっています。
※ ウィキペディアフリー百科事典「小平ダム 」、「小平ダム[北海道]－ダム便覧」を参考にさせて頂きました。
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