『道東の旅Ⅱ』-白鳥台-
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今回は、「白鳥台(はくちょうだい)」(野付郡別海町尾岱沼5-27)を紹介します。
前回紹介しました「走古丹(はしりこたん)」を後にして、道道475号線を戻り国道244号線(愛称:ホッポーロード)を北へ向かい、春別川河口の高台にあるのが「白鳥台」です。
10月下旬から11月初旬にかけてシベリアに渡るオオハクチョウが飛来します。また、3月にかけては数百羽の白鳥が集まるビューポイントです。 また、「四角い太陽」を観測できる数少ないポイントでもあります。
四角い太陽というのは、気温と海水温の温度差によって生じる蜃気楼現象の一種です。
よく晴れた日の翌日などに放射冷却によって水面近くの空気の温度が低くなり、暖かい空気と冷たい空気の境目で光が屈折するため太陽の形が四角に見えたり、時には楕円やハート型になって見えたりするそうです。
北海道以外でも観測されているそうですが、道東の厳冬期の気象条件が他の地域よりも適しているため出現する可能性が高く(それでも出現率は5%と稀)なっているそうです。
白鳥台には、1982年に造られた「別海北方展望塔」があります。1階はレストラン、2階は北方領土に関した展示室、3階は無料双眼鏡等がある展望室になっています。2011年には「道の駅おだいとう」になりました。
その隣には「四島への道・叫びの像」があります。「北方四島」に見立てた高さ15mの4本の柱と、それに向かって「返せ!」と叫ぶ高さ2.4mの老女と息子・孫の3人の像です。
柱と像の間の距離は16mで、それは野付半島から国後島(くなしりとう)までの最短距離16㎞からきているそうです。
※ ウィキペディアフリー百科事典「白鳥台」、「別海北方展望塔(道の駅おだいとう)」、「別海北方展望塔について(別海町)」を参考にさせて頂きました。
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