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    北見峠こんにちは、ご訪問ありがとうございます。

    今年5月、「連休中はどこも混み合うだろう」と思ったので、明けてから道東へ2泊3日の旅に行ってきました。その時の様子を「道東の旅Ⅰ」(知床五胡・羅臼・野付)として紹介していきます。お付き合いの程、よろしくお願いします。

    知床方面に行くので、この3月で廃止された石北本線の4つの駅、そして昨年の「石北本線駅巡り」の際に寄れなかった幾つかの駅にも寄ってきました。そのため、まっすぐ知床に向かうよりも遠回りになってしまいました。

 1日目は、「旧白滝3駅」と「旧金華(きゅうかねはな)駅」を回ることと、できるだけ知床に近づくことを目標にしていました。今回は、その道中で立ち寄ったり眺めたりした風景等を紹介していきます。

  上富良野町開拓記念館

    国道237号線を北上途中で、歴史を感じさせる立派な建物がふと目に留まり立ち寄ってみました。それは、開基100周年を記念し平成9年に建設されたという「上富良野町開拓記念館」でした。

上富良野町開拓記念館    上富良野町開拓記念館

 この建物は、1926年(大正15年)十勝岳噴火による泥流災害が起きた際に復興に尽力した当時の村長「吉田貞次郎」氏の住宅で、泥流の被害を受けながらも残存したという大変貴重な建築物でした。

上富良野町開拓記念館 上富良野町開拓記念館

 その時の泥流災害ですが、5月24日2回に渡る噴火が起きました。2回目の爆発で中央火口丘の北西部が破壊され、高温の岩屑(がんせつ)なだれが起きました。それが残雪を急速に溶かして泥流を発生させ、泥流は美瑛川と富良野川を流下して山麓の富良野原野の開拓地を襲いました。

上富良野町開拓記念館 上富良野町開拓記念館

 火口から2.4㎞の鉱山事務所には1分足らずで、火口から25㎞の上富良野原野には25分余りで泥流が到達しました。死者・行方不明者144名、損壊建物372棟、家畜68頭を失い、山林や耕作地にも大きな被害をもたらしました。

上富良野町開拓記念館    上富良野町開拓記念館

 十勝岳(日本百名山に選定)は、美瑛町・上富良野町・新得町にまたがる標高2077mの活火山です。噴火自体の規模はさほど大きくはなかったのですが、典型的な積雪期に起こる融雪型泥流災害でありました。その年は例年よりも積雪量が多く、事務所付近で1m以上、山麓で20~50㎝の積雪があり、融雪により約300万㎥の水が泥流として流下したと考えられています。 

  トリックアート美術館

    さらに北上して「深山峠」辺りを走っていると、右手に「中学校の美術で習ったような絵が壁面に描かれた建物」が目に付きました。気になったのでUターンして行って見ると、それは「トリックアート美術館」の建物でした。

トリックアート美術館 トリックアート美術館

 朝早い時間でしたので閉館中で、広い駐車場からその外観を眺めました。直ぐ近くには観覧車等も見え、「いろいろ楽しめる施設なのだろう…」と思いながら先を急いでいましたので、直ぐに国道へ戻りました。家に帰ってきてからネットで検索してみると「目の錯覚を利用した3Dアートを中心に展示していて、見て触れて写真を撮って不思議なアートを体感できる美術館」ということでした。

トリックアート美術館 トリックアート美術館

  大雪山他の山々(旭川市~愛別町付近)

    旭川市街地に入り、道は国道237号線から国道39号線に替わりました。走っていると、街灯や建物の合間に見える『白い雪を冠した「大雪山連峰」の雄大な姿』が気になり、堪らず途中で何度も車を停めて写真を撮ってしまいました。(安物のコンデジですので、それを上手く表現できてはいませんが…)

大雪山系 大雪山系

大雪山系 大雪山系

山風景 山風景

  石北本線「旧中越(きゅうなかこし)駅」

    愛別町から上川町へ入り、国道の左手に「廃止された駅舎」のような建物がチラッと見えました(この頃、駅舎らしき建物を何故か目ざとく見つけられるようになった気がします…)。また気になったのでUターンして戻ってみました。すると、入り口の所に「第二次中越官設駅逓所跡」と書かれた石碑が立っていました。

中越信号場 中越信号場

 これも帰ってきてからネットで調べてみると、現在は「中越信号場」として使われていて、以前は「中越駅」の駅舎であったようです。 (「駅逓とは、北海道開拓時代に人馬の交通の要として設置された宿泊・人馬継立・郵便等を行う施設」とありました。)

  北見峠

    さらに上川町から白滝村に入ると、曲がりくねった道が続き、やがてそこが「北見峠」だと分かりました。休憩がてらに車を停め、周囲に目をやると雪がまだ一杯残っていて、案内板が雪の中に寂しく立っていました。

北見峠 北見峠

北見峠 北見峠

    道東も北のオホーツクに近いこの辺りの山々は、まだ深い雪で覆われていて「白い山並み」が青い空によく映えてたいへん綺麗に見えました。

北見峠 北見峠

山風景 山風景

  道の駅「しゃり」

    「泊まり掛けの旅」、先を急ぎつつも気になった所で度々道草を喰ってしまいました。留辺蘂町(るべしべちょう)に入った頃には陽がかなり傾いてしまい、心配になってきました。「すっかり暮れてしまう前に、今晩の宿泊地を決めなくては!」と道路脇に車を停め道路地図と相談です。

道の駅「しゃり」 道の駅「しゃり」

    「二日目の旅程も考えながら、どこが一番適当か」と悩んだ末、道の駅「しゃり」で車中泊することにしました。後はそこを目指して闇に追われながら道をひたすら走り続けました。初めて「道の駅」という所で車中泊をしましたが、24時間使えるトイレは綺麗で暖かく、用を足すにも洗面をするにもたいへん快適でした。

    ご訪問ありがとうございました。

今回・斜里町まで  👉知床五湖へ

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