『オホーツク~知床の旅』-水芭蕉群生地、計呂地交通公園-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「龍宮台展望台・三里浜キャンプ場」を紹介します。
(訪問日:2019年(令和元年)9月下旬)
前回では、紋別市の「龍宮台展望台・三里浜キャンプ場」(湧別町)などを見学した後、次の見学地と予定していました「計呂地交通公園(けろちこうつうこうえん)」(湧別町)に向かいました。
水芭蕉群生地
その途中で、「水芭蕉群生地」(湧別町)と書かれた看板を見かけましたので、ちょっと寄ってみることにしや次第です。
龍宮台展望台から国道238号線に入りサロマ湖畔沿いを佐呂間町に向って車を走らせていました。
「道の駅 愛ランド湧別」の近くの道路沿いに「水芭蕉群生地」(約12ha)と書かれた看板が立っているのが目に入りました。
私が訪れたのは9月下旬で水芭蕉の花の季節はとっくに過ぎ去っていましたが、花が咲く頃には道路に沿って群生地が白く染まるという壮観な景色は見られませんでした。
※ 水芭蕉群生地には旧湧網線(1987(昭和62)年廃止)の廃線跡を活用して長さ440mの木道(遊歩道)と観察用デッキが3箇所に整備され、木道を中心に左右に水芭蕉の群生地が広がっています。スロープ、無料の駐車場、水洗トイレも完備されています。
計呂地交通公園
水芭蕉群生地を後にして、さらに南へ約4㎞ほど進んで行くと左手に「計呂地交通公園」(湧別町計呂地2620番地)が見えてきました。
公園前の国道沿いに大きな看板が立っていますので直ぐに分かりました。
計呂地交通公園は、「旧湧網線」の「計呂地駅」(駅舎、レール、ホーム)を保存している公園で、ホームに横づけする形でSL「C58」とそれに連結して客車「スハ45」、「オハ62」が静態保存・展示されています。
スハ45は、車内が改装され宿泊施設となっています。
駅舎は、鉄道資料室(駅名標、行先標、閉塞器、通標、備品、乗車券、時刻表などを保存・展示)及び公園管理棟となっています。
駅横には「鉄道記念碑」が建立されていて、湧網線開通時の経緯が記載されていました。
また、敷地内には跨線橋(開業当時はなかったそうです)も設置されていました。
↑ SLを目の前にすると、なぜか?激写してしまいます。まだまだたくさん撮ったのですが、その中から一部掲載させて頂きます。
↑ ここが「ライダーハウス SLの宿」で、その中の様子です。この時は9月下旬でしたので、時期的に遅かったのでしょうか…?宿泊客はいませんでした。
↑ 「サイロ」(牧場などで見かける飼料などの貯蔵のための倉庫)風の塔がありました、「何だろう?」と思い行ってみました。
↑ 塔の最上階、展望台からの風景です。
↑ SLや客車などを展示しているホームの近くに「サンゴ草群生地」へ向かう案内板がありました。それによると、この年サンゴ草は「不良」だったそうです。あと、丹頂鶴が3羽飛来しているけれど、「食餌のために留守にしていつ時もあります」と書かれてありました。
↑ 案内板にあったように、本来なら赤い絨毯を敷き詰めたように赤いサンゴ草が見られるそうです。この時は、画像にありますような残念な光景でした。(私の普段の行いが悪かったからかな…?!)
サンゴ草にも丹頂鶴にも会うことは叶わなかったのですが、「そういう時もあるよ…、それより今夜の車中泊の場所を探さなくては。」と思いながら駐車場で待つ車に戻りました。
※ 湧網線(ゆうもうせん)・・・日本国有鉄道(国鉄)が運営していた鉄道路線です。上湧別町(現:湧別町)の中湧別駅で名寄本線から分岐してサロマ湖・オホーツク海・能取湖。網走湖の沿岸を通って網走市の網走駅までの路線でした。1953(昭和28)年に全線が開通し湧網線となり、1987(昭和62)年に全線が廃止されました。
※ 以下の動画の中には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
※ フリー百科事典ウィキペディア「サンゴ草」、「湧網線」、湧別町サイト「湧別町計呂地交通公園」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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