『北海道開拓の村』-旧札幌警察署南一条巡査派出所-
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今回は、「旧札幌警察署南一条巡査派出所(きゅうさっぽろけいさつしょみなみいちじょうじゅんさはしゅつしょ)」を紹介します。
(訪問日:2018年(平成30年)6月上旬)
前回紹介しました「旧島歌郵便局 」を後にして、その隣りにある「旧札幌警察署南一条巡査派出所」へ向かいました。
旧札幌警察署南一条巡査派出所は、明治44(1911)年に建てられた瓦葺(かわらぶき)煉瓦(レンガ)造り平屋建ての建物です。
札幌区(現在の札幌祖中央区)に建てられ、1978年(昭和53年)にここ開拓の村に移築復元されました。
旧札幌警察署南一条巡査派出所前にある幅の広い道路には白い馬が引く「馬車鉄道」の軌道が「入口広場」から「漁村郡」を通り「農村群」まで伸びています。
旧札幌警察署南一条巡査派出所 を見学していたら、その馬車鉄道が通り過ぎて行きました(雪のある冬期間には「馬そり」になるそうです)。
『 旧札幌警察署南一条巡査派出所 (説明板より)
南一条交番は、冬季オリンピック開催[昭和47年(1972)]による道路の拡幅工事にともない移転するまで、「赤レンガ交番」と呼ばれて市民に親しまれ、街の治安を守ってきた。
明治25年(1892)には制度が変わって派出所となり、収集時には札幌中央警察署南一条警察官派出所だった。
内部は取調室と事務室に分かれ、事務室では巡査が調書を書いているようすを展示している。 』
『 旧札幌警察署南一条巡査派出所 (説明板より)
明治18年(1885)、札幌創成橋の脇に最初に建てられた交番は木造で、札幌創成橋交番所と呼ばれていた。同じ木造で一度改築されたが、その後個人の篤志寄付で建てかえられたのがこの建物である。
壁のレンガは、小口面と長手面を交互に表わして積むイギリス積みを用いている。 』
※ 創成橋・・・札幌市の創成川に架かる石造りのアーチ橋(現在の、南1条通と創成川通が交叉する所に架かる橋)で、東京都の日本橋にちなんで「札幌の日本橋」とも呼ばれています。2010年(平成22年)に「土木学会選奨土木遺産に選定されています。1871年(明治4年)に本格的な木橋が、その後1910年(明治43年)にアーチ型で橋の欄干(らんかん)に擬宝珠(ぎぼし)の付いた石橋が架けられました。2002年(平成14年)からの「創成川アンダーパス連続化事業」により一時的に解体されましたが、1010年(平成22年)に復元され車道と歩道が一体的に整備されました。
※ 「北海道開拓の村ホームページ」、フリー百科事典ウィキペディア「創成橋」を参考にさせて頂きました。
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