『登山日記・富良野西岳』－富良野ロープウェー山麓駅から山頂駅へ　その２－

　こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

　今回は、「富良野ロープウェー山麓駅から山頂駅へ　その２」です。

　　　　　　　　　（訪問日：２０２１年（令和３）６月下旬）

　時は２０２１（令和３）年６月、日本全国新型コロナウィルス禍の真っ只中にあってワクチン接種もいつ打ってもらえるものやら見当がつかない、何かにつけ不要不急の外出は控えるように、という状況でした。

　

　

↑　富良野ロープウェイの索道ほど堅牢な造りの物ではないようなので、多分富良野ダウンヒル第３高速リフト降り場を補修しているのではないかと思いました。

※　以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

　三密を避けて山の上ならウイルスもかなり薄まるのではないか、せっかくの休日にただ巣篭りしているのももったいない、と思い登山に出掛けることにしました。

　二日間の休みではあまり遠くの山にも行けないし、近間で手ごろな山はないか？と探したら、見つけました「富良野西岳」です。

　

　

↑　コロナ禍で休業中のこの時期を利用して富良野ダウンヒル第３高速リフト降り場を補修していたのでしょうか…。

※　以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

　スキー場に隣接していてスキー場の麓の駅からロープウェイで山頂駅まで行けて、そこにある登山口から西岳まで登山道が整備されていて数時間で山頂に立てる、ということを知りました。

　

　

↑　富良野ダウンヒル第３高速リフト降り場からもう少し上がった所からの眺めです。

※　以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

　これは「旭岳や黒岳のように途中まで楽に行けるのなら大いに利用したい」と願う私にとっては「渡りに船」「日照りに雨」「闇夜の提灯」で、心ウキウキ気分で出かけて行きました。

　

　

　ところがです「着いてびっくり」、富良野ロープウェイが営業自粛なのかどうかは聞かなかったのでハッキリしませんが、世間の公共施設が軒並み休館しているように、ここもまた営業を休んでいたのでした。

　

　

↑　富良野盆地を挟んで向こうに見える十勝岳連峰の山並、ズームしてみました。

　ここまで来て何もせずに帰るのも嫌でしたので（来る前に一応麓からの登山道も下調べはしておいた）スキー場の作業道をたどって登山口のあるロープウェイ山頂駅まで登って行くことにしたのが前回の内容でした。

　

　

↑　息がすぐに切れるので本当に休み休みの「カメの歩み」よりも遅いくらいの登りでした、その都度振り返っては素晴らしい景色に背中を押してもらいました。

　スキー場というのは、リフトで上ってスキーで滑り降りてこその施設であって、「自前の足でテクテク登って行く所ではない」ということを今回もつくづくと思い知った次第です。

　高度が上がって行くにつれて富良野盆地を隔てて十勝岳連峰の山並みが目の前に見えてきたことが「何よりの救い、励み」となって富良野西岳山頂まで登って行けました。

　

↑　それでも気を取り直して前を見るとこんな調子の坂道がまだまだ続いていました、「ああ…、…」とまた振り向く私。

　

↑　「おっ、何やら林の茂みの向こうに建物が見えてきた！」「ひょっとして？山頂駅？？」そう思うと、ちょっと足取りが軽くなって！

　例によって「ハーハー、ゼーゼー…」息を弾ませながら登って行くと、建物の周囲を足場が取り囲み何やら修理をしているような所に通りかかりました。

　その時は分かりませんでしたが帰って来て調べてみると、どうやら「富良野ダウンヒル第１高速リフト」の降り場のようでした。

　

↑　「このごっつい索道に大きな建物、これはまさしく富良野ロープウェイ山頂駅に違いない！」と確信しました。

　

↑　登山道を歩いていた時に見え隠れしていたあの「ピーク」、あのピークは目指す富良野西岳山頂ではないようです、近すぎます。

　登山口のある富良野ロープウェイ山頂駅を目指して登って行きました。

　途中の道で立ち止まって休んでいると、作業のために作業員を乗せた自動車に無情にも？！追い抜かれてしまいました。

　

↑　思った通り「富良野ロープウェイ山頂駅」にやっと着きました、この近くに登山口があるはずです。

※　以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

　四駆のSUV車じゃないと登るのがきついくらいの凸凹の急坂をゆっくりと私を追い越して行きました。

　私だって四つん這いで歩けば「四駆」にはなるけれど…、それは「カメよりも遅い」のでいつ山頂に着くか分からない…、そんなアホなことを考え気を紛らせながら頑張りました。

　「諦めて止まったら終わり、歩き続ければいつかは必ず着く」と言い聞かせながら登り続け、やっと本当の登山道への入り口のある「富良野ロープウェイ山頂駅」に着くことができました。

※　富良野観光協会サイト「 富良野西岳登山口」を参考にさせて頂きました。

    ご訪問頂きありがとうございました。

 

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