『廃止線駅巡り・日高本線(一部区間)』-旧静内駅・東静内駅-
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今回は、「旧静内駅(きゅうしずないえき;日高郡新ひだか町静内本町(ほんちょう)5丁目1)・旧東静内駅(きゅうひがししずないえき;日高郡新ひだか町東静内)」を紹介します。
(訪問日:2021年(令和3年)6月上旬)
旧静内駅
静内駅(しずないえき;日高郡新ひだか町静内本町(ほんちょう)5丁目1)は、1926年(大正15年)に日高拓殖鉄道厚賀駅-本駅間延伸開通に伴い一般駅として開業しました。
※旧静内町は、2005年(平成17年)に旧三石町と合併し「新ひだか町」となりました。
以下、本駅の歴史を紹介します。
・1927年(昭和2年)に日高拓殖鉄道が国有化により国有鉄道に移管され、線路名を日高線に改称され同線の駅になりました。
・1933年(昭和8年)本駅-日高三石駅間が延伸開通し同線の中間駅になりました。
・1942年(昭和17年)駅舎が改築されました。
・1943年(昭和18年)線路名が日高本線に改称され、同線の駅になりました。
・1978年(昭和53年)コンテナ基地が設置されました。
・1984年(昭和59年)貨物・荷物の取扱いが廃止されました。
・1987年(昭和62年)国鉄分割民営化に伴いJR北海道に移管されました。
・2001年(平成13年)新駅舎による営業が開始されました。
・2002年(平成14年)「観光情報センターぽっぽ」がオープンしました。
・2013年(平成25年)道南バス窓口、売店が営業を終了しました。
・2015年(平成27年)1月;厚賀駅-大狩部駅間で高波により路盤の土砂が流出し鵡川駅-様似駅間が不通となる。
・2021年(令和3年)4月に鵡川駅-様似駅間の廃止に伴い廃駅になりました。
相対式ホーム2面2線と側線を有する地上駅(無人駅)で、苫小牧駅を除く日高本線の全駅を管理下に置いていました。
2001年に木造平屋建ての駅舎を、厩舎をイメージした鉄骨造り一部2階建てに改築されました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴の際には音量にご注意ください。
旧東静内駅
東静内駅(ひがししずないえき;日高郡新ひだか町東静内)は、1933年(昭和8年)に国有鉄道日高線静内駅-日高三石駅間延伸開業に伴い一般駅として開業しました。
以下、本駅の歴史を紹介します。
・1943年(昭和18年)、線路名を日高本線に改称され、同線の駅になりました。
・1977年(昭和52年)、貨物・荷物の取扱いが廃止され、同時に無人化されました。
・1987年(昭和62年)国鉄分割民営化に伴いJR北海道に移管されました。
・1994年(平成6年)駅舎が改築されました。
・2015年(平成27年)1月;厚賀駅-大狩部駅間で高波により路盤の土砂が流出し鵡川駅-様似駅間が不通となる。
・2021年(令和3年)4月に鵡川駅-様似駅間の廃止に伴い廃駅になりました。
島式ホーム1面1線を有した地上駅(無人駅)で有蓋車改造の貨車駅舎を経て、1994年(平成6年)にコンクリートブロック造りで外壁にガラスブロックが使われ合掌部分に牧場を想起させるモチーフが設置された現駅舎になり、駅舎内にはトイレもありました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴の際には音量にご注意ください。
※ ウィキペディアフリー百科事典「静内駅」、「東静内駅」を参考にさせて頂きました。
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