『道東の旅Ⅱ』-和琴半島-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「和琴半島(わことはんとう)」を紹介します。
車中泊の旅、周囲が暗くなってしまうと車内ではカンテラの明りだけが頼りです。
せいぜい夕食兼一人宴を小じんまりと催し、後は他に何もすることがありません。
明日もまたあちらこちら飛び回る予定でもあり、早寝・早起きが一番であります。
翌朝はお日様が登る前にもう目が覚めてしまい、寝てもいられなくて早々に洗面を済ませ準備開始です。
周囲が白々と明けてくる中、「道の駅 摩周温泉」を出発し道道727号線から国道243号線に入り一路「屈斜路湖」へ向かいました。
日本最大のカルデラ「屈斜路カルデラ」(東西約26㎞、南北約20㎞)、そして日本最大のカルデラ湖「屈斜路湖」(面積79.54㎢、周囲57㎞、最大水深117.0m、平均水深28.4m)、湖の中にある島として日本最大の「中島」(面積5.7㎢、周囲12㎞)、どうです? 「日本最大」が三つもある所なんです。
そんな桁違いのスケール感のある屈斜路湖ですが、その南岸に位置し少々こじんまりとした感のある陸繋島(りくけいとう:砂州によって陸続きになった島)が「和琴半島」です。
でも、この和琴半島の東岸辺りが水深117mとなっていて湖の最深部に当たる所なんだそうです。
また、昔は「中島」と同じように溶岩円頂丘(ようがんえんちょうきゅう)の山頂部が湖中島となっていたのですが、長い年月の間に土砂が堆積して湖岸とつながりこの和琴半島となりました。
小ぶりではありますが、実は立派な火山の半島であり、半島の先端部には「オヤコツ地獄」という温泉がふつふつと白煙を上げながら湧き出している所もあるのです。
半島の付け根の部分には、「和琴湖畔キャンプ場」や「和琴温泉露天風呂」、「和琴フィールドハウス」があります。
また、1周約2.5㎞・約1時間ほどで巡って来られる「自然探勝路」もあります。
トドマツやエゾマツ、カツラ、オヒョウなど様々な木々が生育していますし、夏には国の天然記念物にも指定されている日本最北限に生息する「ミンミンゼミ」の鳴く声も聞こえてくるそうです。
※ ウィキペディアフリー百科事典「和琴半島」、「屈斜路湖」、「陸繋島」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
※青字部分をクリックすると、そのページが表示されます。
※これまで掲載した記事をご覧いただくには、「ホーム」ページの「インデックス」をご利用ください。