『クッタラ湖へ』-クッタラ湖-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、このシリーズの最終目的地「クッタラ湖」(白老(しらおい)郡白老町)を紹介します。
クッタラ湖(倶多楽湖)は、登別温泉の東約2㎞に位置し、約4万年前の倶多楽火山の爆発によってできた周囲約8㎞の円い形をした(肢節量:国内1位)カルデラ湖です。
摩周湖と同じように湖に流入・流出する川がなく、国内では摩周湖に次いで2位の透明度をもつ神秘的な湖です。
その名前の由来は、アイヌ語の「クッタル・ウシ・トー」(イタドリ(虎杖)が群生する湖)です。
※ 肢節量・・・丸に近い度合いを表します。
湖の面積は4.7㎢、標高257m、水深最大147m(平均104.5m)で、ヒメマス(チップ)釣りでも知られています。
支笏洞爺国立公園特別区域内にあり、開発が制限されているため登別方面からの観光道路が1本あるのみです。
その観光道路は道道350号線で、前回紹介しました登別温泉の「日和山展望台」から北へ進んで行くと、今回の最終目的地「クッタラ湖」の湖畔の北側に至ります。
そして、道路はクッタラ湖西側の湖畔に沿って南下して行き、登別市街地から登別温泉・地獄谷へ向かう際に通った道道2号線に繋がっています。
湖に沿って走っていますと、時折木々の茂みの合間から湖面がチラリチラリと見えてきました。
私は、「おっ! クッタラ湖だ」と感激し、見えるたびに車を停めてはカメラを持って車外に出てパチリ・パチリッ! これを何回となくやってしまいました。
「クッタラ湖に展望台があるのかないのか」調べていなかったのですが、さらに進んで行くと「扇型展望台」(標高約400m、駐車場あり)という展望台がありました。
クッタラ湖では、湖を見下ろすことができる数少ない場所の一つです。
↑「クッタラ湖(クッタラコ)」案内板より
その名前の「扇型」というのは「展望台の形」のことではなくて、その展望台からは円いクッタラ湖が「扇型に見える」(早い話が「一部しか見えない」ということ)というところから名付けられたそうです。
他には、「登別熊牧場の展望台」(入場有料)からもクッタラ湖を見下ろすことができるそうです。
摩周湖と同じカルデラ湖ですが、クッタラ湖は嬉しいことに外輪山内側の湖畔まで降りることができます。
湖畔には、シカ肉を使ったバーガーが人気のレイクハウス(解禁期間のみ営業)があり、ボートを借りてチップ釣り(解禁期間は例年5月上旬から3か月)もできるそうです。
クッタラ湖を目指して登別温泉周辺の観光地を巡ってきましたこの「クッタラ湖へ」シリーズは、今回で終了致します。ありがとうございました。
※ ウィキペディアフリー百科事典「クッタラ湖 」、「登別熊牧場」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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