『函館本線(函館駅~札幌駅:砂原支線)駅巡り』-鹿部駅-
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今回は、「鹿部(しかべ)駅」(茅部郡鹿部町本別)を紹介します。
前回紹介しました「銚子口(ちょうしぐち)駅」を後にして、道道43号線に入り、鹿部町方面へ向かいます。海岸沿いを走っている国道278号線に入り北上します。
途中にある交差点で左折して道道480号線に入ります。道道480号線を道なりに進みますと、本駅々前に着きました。
駅名は地名によります。地名は、アイヌ語の「シカぺ」(アホウドリ)に由来します。また、旧駅名「鷹待」は、当地付近に鷹狩りの高待がいたことに由来しています。
本駅の大まかな成り立ちについて紹介します。
・1929年(昭和4年):大沼電鉄:新本別駅~鹿部駅間が延伸開業し、大沼公園駅~鹿部駅間が全通する。その終着駅として、本駅が開業する。
・1945年(昭和20年):国有鉄道函館本線(砂原線)大沼駅~渡島砂原駅間が開通し、一般駅として開業する。大沼電鉄の廃線に伴い、同線の鹿部駅が廃止になる。
・1948年(昭和23年):大沼電鉄新銚子口駅~鹿部温泉駅間が開通し、同線の鹿部温泉駅が開業する。
・1949年(昭和24年):国鉄の鹿部駅が「鷹待駅(たかまちえき)」に改称される。同時に、大沼電鉄の鹿部温泉駅が「鹿部駅」に改称される。その後、日本国有鉄道(国鉄)に継承される。
・1952年(昭和27年):大沼電鉄の全線廃止に伴い、同線の鹿部駅が再度廃止になる。
・1956年(昭和31年):鷹待駅が「鹿部駅」に再び改称される。
・1980年(昭和55年):貨物取扱いが廃止される。
・1982年(昭和57年):荷物扱いが廃止され、同時に無人化される。
・1984年(昭和59年):荷物取扱いが廃止される。その後、簡易委託駅になる。
・1987年(昭和62年):国鉄分割民営化によりJR北海道に継承される。
・2005年(平成17年):簡易委託が廃止され、完全無人化される。
1面2線の島式ホームをもつ地上駅(無人駅)です。列車交換のできる交換駅です。ホームとは構内踏切で連絡しています。駅舎内にトイレがあります。
※ ウィキペディアフリー百科事典「鹿部駅 」を参考にさせて頂きました。
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