『地球岬へ』-もう一度地球岬-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
前回では、「地球岬」に着きましたが、海上から霧が押し寄せている状況で、残念ながら本来の「地球岬からの眺望」を見ることはできませんでした。
駐車場で上空には青い空も覗いていたのですが、地球岬展望台の方へ向かうと海上は霧で覆われ、「青い空、青い海、丸い水平線と白亜の灯台」は望めませんでした。
道中上空にはしばらくの間、月が見えていました(左)。支笏湖畔手前の交差点、直進すると国道453号線で支笏湖畔へ、左折すると国道276号線です(右)。
左折し数百m進むとまた交差点(左)。直進すると苫小牧方面へ、右折すると支笏湖畔沿いの道を通って美笛峠へ向かいます(右)。
襟裳岬などの海が近い所では天気予報では「晴れ」でも時期によっては「霧が発生しやすい」というのは、これまでにも経験していました。
木々の間から支笏湖が見えています(左)。湖岸まで数mというこの辺り(モラップキャンプ場付近以外で)でしか支笏湖面は見られないようです、葉の茂る夏場は特に(右)。
支笏湖を挟んで対岸に見える「恵庭岳」(多分…)です。私が登ってみたいと思っている山の一つです。
自然の営みには逆らえず、甘んじて受け入れるしかありません。再び訪れることを心に決め、そしてその時にはピカピカに晴れてくれることをことを祈るしかありません。
今回もまたここ「支笏トンネル駐車場」で一休み、陽が昇り始めていて逆光になってしまいました。
数週間して「地球岬行き」の絶好のチャンスがやってきました。北海道は高気圧に覆われ「全道的に晴れ」という天気予報。とは言っても「行って見るまで分からない」のも経験済みです。
壮瞥町(そうべつちょう)市街地に入り、昭和新山や有珠山が見えてきました。
地球岬の駐車場に着きました。すばらしい青空のもと展望台・幸福の鐘が見えています。
2回目の地球岬、岬だけのために室蘭まで行くのはもったいない話。そこで、今回は「岬+アルファー」ということで周辺にある観光地等にも足を伸ばそうという計画です(ここでは岬中心に紹介し、他はまた別の機会に紹介させてもらいます)。
ルンルン気分でさっそく展望台の方へ歩いて行きます。室蘭観光名所案内の看板です。
地球岬のモニュメント、中には電話ボックスが入っていました。
朝、周辺がまだ薄暗いうちに自宅を出発しました。早朝ということで道は空いていて、後続車にも対向車にもほとんど出会わず快適に車を走らせます。
地球岬北側に見える風景です。測量山の陰になって白鳥大橋は見えませんが、室蘭港の向こう岸に室蘭製油所が見えています。
室蘭製油所をズームしてみました。ライトアップされた夜の製油所は幻想的で夜景の名所の一つになっています。さらに山の向こうにきれいな三角形の山・羊蹄山も見えていました(多分そうだと思います…)。
今回も千歳から支笏湖畔沿いを走る国道276号線へ、そして国道453号線に入り、大滝村・伊達市経由で室蘭に向かいます。
地球岬の駐車場に着きました。今回は青空いっぱいです。駐車場からは霧の「き」の字も見えません。でも、前回のこともあるので油断は禁物です。ちょっぴり疑いながらも期待しつつ足早に展望台の方へ向かいました。
ついに実現しました。晴れ渡った地球岬、地球の丸さを実感できる地球岬の眺望を自分の目で生で見ることができました。前回の悔しさが大気圏外まで吹っ飛んで行きました、そんな気持ちです。
太平洋も灯台も海岸線もハッキリくっきりと見えています。感激のあまりつい激写してしまいました。
白波たてる岩場の近くで漁師さんが小船に乗り漁をしていました。
太平洋を挟んで正面の方角に、多分「駒ヶ岳」だと思われる山が見えました。
さらに左手の方に視線を進め陸地が途切れる辺りに、これも多分「恵山」と思われる山が見えました。登った経験のある二つの山をここから眺められるなんてとてもラッキーです。
二度目の挑戦ですばらしい地球岬からの眺望を堪能することができました。
この後地球岬から下り、まずは「母恋(ぼこい)駅」に立ち寄りました。以前と変わらない駅の佇まいに何故か安心しました。
地球岬から坂道を下り真っ直ぐ進んでいくとT字路交差点があり、その正面に「母恋駅」が見えてきます。
一つまた一つと小さな駅が姿を消していく昨今です。室蘭市と苫小牧市の間にあるこの駅は、きっと無くなりはしないと思っていますが…。
※ ウィキペディアフリー百科事典「地球岬」「 地球岬灯台」を参考にさせて頂きました。
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