『旅・徒然に』-遥かなる山の呼び声・上武佐ロケ地-
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今回は、「遥かなる山の呼び声・上武佐ロケ地」(中標津町字武佐)を紹介します。
映画「遥かなる山の呼び声」は、山田洋次監督・脚本で、高倉健・倍賞千恵子・吉岡秀隆・ハナ肇・渥美清らが出演し、1980年(昭和55年)3月に公開されました。
民子(倍賞千恵子さんが演じています)三部作(『家族』(1970年)、『故郷』(1972年)、『遥かなる山の呼び声』(1980年))の一つで、超簡単に言うと「北海道中標津町を舞台にした零細酪農家母子と罪を犯して逃亡中の男の物語」です。
かれこれ今から40年近く前になりますが、その頃は我が町にも映画館があり、内容も特に知らないまま友人に誘われて見に行った映画が「遥かなる山の呼び声」でした。
何となくその映画が気に入ってしまい、その映画を見るために二回映画館へ足を運びました。
さらに、その映画のロケ地の一つが実在する「上武佐駅」ということが分かり、その年の5月の連休中に中古の軽自動車で道東から道北を二泊三日で回った際に立ち寄りもしました。
当時は「デジカメ」や「カメラ付き携帯電話」はおろか、「バカチョンカメラ」こと「使い捨てカメラ」さえなかった時代です。
訪れた時はまだ現役の駅でしたが、その後、上武佐駅は1989年(平成元年)標津線の廃止に伴い廃駅になってしまいました。
フィルムのカメラは家にありましたので、持って行って撮っておけば良かったと後悔しています。
今回、道東への旅の途中で近くを通るので、現地の様子を見たくなって少し遠回りをして立ち寄ってみたという次第です。
とうに駅舎は解体されてなくなっていますが、ロケ地であったことを示す標柱や映画の看板、撮影中のスナップ写真等を紹介する掲示板が設置されていました。
道路沿いにバスの待合所や公衆トイレもあり、以前よりも綺麗に観光地の一つとして整備されていました。
私は今でも思い出したように時々借りてきては見ています。お近くのレンタルDVD店にもあると思いますので、興味のある方は鑑賞されてみてはいかがでしょうか。
ご訪問頂きありがとうございました。
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