『日高本線駅巡り』-大狩部駅-

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大狩部駅’16 こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

 今回は、「大狩部(おおかりべ)駅」(新冠郡新冠町字大狩部)です。

 2015年1月、本駅と前回紹介した「厚賀駅」の間で高波による土砂の流出が起きました。さらに翌2016年9月の台風の影響で再び路盤の流出が起きてしまいました。

大狩部駅’15 大狩部駅’15

大狩部駅’15 大狩部駅’15

 途中経過は省かせて頂きますが、現在もなお鵡川駅から様似駅間は不通になったままです。

大狩部駅’15 大狩部駅’15

大狩部駅’15   大狩部駅’15

 本駅は、1958年(昭和33年)に国有鉄道の旅客のみ取扱い駅として開業しました。駅名の由来は、アイヌ語の「オ・カル・ぺツ」(川尻が曲がっている川)からきているそうです。

大狩部駅’15 大狩部駅’15

※ここまでの画像が、2015年(平成27年)に訪れた際のものです。これ以降は、翌2016年(平成28年)に再度訪れた際に撮影した画像及び動画です。

    大狩部駅’16

駅へ向かうトンネルの入口にある「JR日高線 列車代行バス」の「大狩部駅」停留所

大狩部駅’16 大狩部駅’16

大狩部駅’16 大狩部駅’16

 線路の海側には木の塀が設けられていますので波際までは見えませんが、ホームからは太平洋の大海原が一望できます。後ろは丘になっていて、その上を国道235号線が走っています。

大狩部駅’16 大狩部駅’16

 「一両編成の車両から一人の女性がホームに降り立つ。雪混じりの海風が吹き荒れる中、じっと海を見つめる主人公であった…」

 何て!冬の荒れた海であれば、映画の1シーンにでも出てきそうな雰囲気の駅です(大へんな波しぶきに襲われ、とてもホームになんか立っていられないかも…)。

大狩部駅’16 大狩部駅’16

 実際、テレビドラマのロケ地にも使われたそうです。残念ながら、私は視聴した記憶がなく、本駅が出てくるシーンを一度見てみたいと興味をもちました。

大狩部駅’16 大狩部駅’16

 国道の下には、人が二人並んで歩ける程の幅の狭いトンネルがあって、道路の向こう側と駅を結んでいます。

大狩部駅’16 大狩部駅’16

 襟裳岬からの帰り(平成27年)とアポイ岳に向かう途中で立ち寄り(平成28年)、直近ではその2回ここを訪れています。「高波により日高本線不通」のニュースが報じられてから、本駅が話題になる機会が多くなったようです。

大狩部駅’16 大狩部駅’16

 日高本線存続問題で、沿線の町民や町議会議員らの現地視察が行われるようになったためでしょうか?二度目に訪れた時には、サビが目立っていた駅標がまずきれいになっていたような気がします。

※大きな自動車の走行音等が入ってますので、音量にご留意ください。

 日高本線はどうなるのでしょうか、まだ最終的な結論は出ていないはずですが…、厳しい状況のようですが見守っていきたいと思います。


 ご訪問頂きありがとうございました。

 

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