『富良野から旭岳へ』-噴気口-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、噴気口周辺の様子を紹介します。
前回では、無事に旭岳の頂上に立つことができました。天気に恵まれ、これ以上ないような素晴らしい景色を堪能することができました。
広場の端っこに腰をおろし、持って行った握り飯を頬張りました。しばしの間、至福の時を過ごしながら火照った体を冷ましました。名残惜しい気持ちは山々でしたが、いつまでもここにいるわけにもいきません。
さざ波が立っていて、朝は綺麗に見えていた旭岳の姿が今は水面に見られませんでした。
後続の方々が途切れることなくやってきて、広場はいっそう賑やかになってきました。周囲を見渡すと薄いガスが流れ込み、少しずつそれが濃くなってきているような気がしました。
姿見の池を過ぎ、噴気口への分岐点です。8月も半ばなのに所々に残雪が見られました。
噴気口に向かって歩いていると、さっきとは逆方向からの姿見の池が見えました。
私一人分の小さな(「二人分はある」という噂も…)スペースですが他の方に譲ることにし、「えいっ!」とばかりに下山することにしました。
徐々に噴煙に近づいていき、吹き出す音も迫力を増してきます。
焦ることなくゆっくりとマイペースで登ったことが良かったのか、下山時も膝に疲労がくることなく姿見の池まで余裕をもって下りられました。
その途中、振り向き振り向き下ってきましたが、見る度に山頂付近の雲が濃く大きくなっていました。
目の前に「噴気口」が見えていて、そこから勢いよく噴煙が吐き出されています。硫黄の臭いも強く、吹き出す音の大きさには驚かされます。「活火山」を実感!
「昔は旭岳も富士山のような形をしていたのが、ある時噴火が起き山の片側が吹き飛んでしまったため、現在のような形になった」というようなことが書かれていたと思います。
それでもすれ違う人は途切れることはありませんでした。上に行くにしたがってきっとガスの中を登って行くことになるのだろうと思いました。山の天気は本当に変わりやすいです。
左の画像が姿見の池に着いたばかりの時の様子、右の画像が夫婦池等を見て回った後の様子です。雲が濃く広がってきていることが分かります。
ご訪問頂きありがとうございました。
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