『函館本線(札幌~函館)駅巡り』-銭函駅-
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今回は、「銭函駅」(小樽市銭函2丁目2番5号)です。
前回紹介した「ほしみ駅」から国道5号線を西へ行き、途中の交差点で道道1126号線へ入ります。道なりに進むと左手に本駅が見えてきます。
銭函駅近くの海岸です ずっと奥に見えるのは小樽の海岸でしょう
北海道で初めての鉄道として手宮駅~札幌駅間が開通した時に開業した駅の一つです。銭函海水浴場の最寄駅で、夏は海水浴客で賑わいます。
※ 手宮駅・・・手宮線(昭和60年廃線)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)が運営した鉄道路線(貨物線)で、小樽市南小樽駅から手宮駅(現・小樽運河の小樽港寄り辺り:廃線と共に廃駅)までを結んでいました。
現在は、廃線跡が保存されています。手宮駅跡が小樽市総合博物館の本館として利用されています。
大まかな歴史について紹介します。
・1880年(明治13年):官営幌内鉄道、手宮駅~札幌間の仮開業に伴い開業する
・1888年(明治21年):官営幌内鉄道が北有社に譲渡する
・1889年(明治22年):北有社が譲渡し、北海道炭礦鉄道に移管される
・1906年(明治39年):国有化に伴い、国有鉄道に移管される
・1909年(明治42年):「函館本線」の駅となる
・1931年(昭和6年):現駅舎に建て替えられる
・1949年(昭和24年):日本国有鉄道に継承される
・1968年(昭和43年):小樽駅から滝川駅間が電化される
・1987年(昭和62年):国鉄分割民営化によりJR北海道に継承される
2面2線の相対式ホームをもつ地上駅で、ホームの移動には跨線橋が使われます。社員配置駅でみどりの窓口、自動券売機、自動改札機、キヨスクがあります。以前は屋根から吊るされていた駅員手作りの「銭函」が現在はホームの脇に飾られています。
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