『JR小幌駅を目指して』-小幌駅②-
こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
日本一の秘境駅としてその名を知られている「小幌駅」に、とうとう足を踏み入れました。
「ここが小幌駅か…」と感激しながら構内の様子を見て回りました。
三方を山で囲まれ、そのうちの二方にはトンネルがあり、開けているのは南の方だけです。
限られた滞在時間、のんびりもしていられないので早速その南の方角へ行ってみることにしました。
その頃は、「小幌駅」について検索しても記事があまりなく、やはり「廃止か?存続か?」と話題になってから、その数もぐんと増えたように思います。
ですから、現地に行っても「文太郎浜・ピリカ浜」、「小幌海岸」、「岩谷海岸・小幌洞穴」と、それぞれの場所への行き方がよく分かりませんでした(「それなのに、よく行くよ!」って思われたことでしょう…)。
時間は刻々と過ぎていくばかりなので、とりあえず解放感この上ないトイレと保線用小屋の間の道を進むことにしました。
数少ないブログ記事、その中で紹介されていた「看板」や「分岐点」、私がうっかり見落としてしまったのか、ついに見つけられませんでした。
しばらく行くと、大きな岩が目の前に現れ、その下の方には砂浜も見えました。
それで、何とか目指す海が近いことが分かりました。
「えっ!あんな下まで降りて行くの?」と思いながら進むと、道の両側に草がうっそうと茂り、だんだんと急な下り坂となって、所々にロープが張ってあったり、梯子状の足場が置いてあったりする「まるで登山!」と思う程の険しい道を下って行きました。
やっとの思いで海岸の砂浜に着きました。今思うと、そこは多分「文太郎浜」といわれる所。
大きな立岩(ローソク岩)があり、沖には漁船やボートが浮かび、海岸線は右手の方へずっと広がっていました。
そこが「ピリカ浜」のようです。
いつクマが出てもおかしくないような浜辺を、「せっかくここまで来たのだから」と自分に言い聞かせ、ピリカ浜の方へ向かいました。
こちらは、大小様々な石の浜という感じでした。まだ手に入れてなかった「クマ避けの鈴」、どれだけ効果があるのか分かりませんが「早く買えばよかった」と後悔しました。
駅へ戻る道、さらに息が上がり必死で上り坂を登りながら、「小幌洞窟」や「小幌海岸」へ向かう他の道を探したのですが、とうとう見つけられませんでした。
「小幌洞穴遺跡・岩谷観音」と書かれた看板があるはず、と思いながら…。
また機会を見つけて「小幌洞穴遺跡・岩谷観音」や「小幌海岸」を見るために、再度チャレンジしてみたいと思っています。
この『JR小幌駅を訪ねて』シリーズは、今回で終わりと致します。ありがとうございました。
「とって良いのは写真だけ」
「残して良いのは足跡だけ」
ご訪問ありがとうございました。
前 回(その7) 👈 本 記 事 👉 静 狩 駅(準備中)
* * * * * これまでに掲載した主な記事名 * * * * *
◎北海道の駅
👉「函館本線駅巡り(旭川駅~札幌駅)」 👉「函館本線駅巡り(札幌駅~函館駅)」 👉「宗谷本線駅巡り」
👉「根室本線駅巡り」 👉「釧網本線駅巡り」 👉「日高本線駅巡り」 👉「富良野線駅巡り」
👉「JR留萌本線の駅を訪ねて」 👉「石北本線・金華駅を目指して」 👉「JR札沼線の駅を訪ねて」
👉「室蘭本線駅巡り」 👉「道南いさりび鉄道駅巡り」 👉「JR室蘭本線・夕張線≪夕張駅へ≫」
👉「JR留萌本線の駅を訪ねて(瀬越駅~増毛駅)」 👉「石勝線駅巡り」 👉「旧江差線の駅を訪ねて」
◎道東の旅Ⅰ
👉その1・斜里町まで 👉その2・知床五湖へ 👉その3・高架木道 👉その4・フィールドハウス~五湖
👉その5・知床~四湖 👉知床~三湖 👉知床~二湖 👉知床~一湖 👉知床五湖・再び高架木道へ
👉知床世界遺産センター 👉知床峠・羅臼岳 👉羅臼・しおかぜ公園 👉羅臼・早朝風景
◎道央の旅Ⅰ
👉島武意海岸 👉積丹岬・女郎子岩 👉島武意海岸から神仙沼へ 👉神仙沼湿原①
👉神仙沼湿原②長沼・大谷地 👉ニセコ五色温泉、他 👉名水の郷きょうごく 👉静狩鳴き砂海岸
👉静狩湿原
◎道北の旅Ⅰ