『旧JR江差線の駅を訪ねて』-渡島鶴岡駅-

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 渡島鶴岡駅こんにちは、ご訪問ありがとうございます。

 今回は、北海道渡島地方上磯郡木古内町字鶴岡にあった『渡島鶴岡(おしまつるおか)駅』です。

 青函トンネル内の吉岡海底駅と地上の知内駅が廃止(平成26年3月)されてからの約2か月間という短い期間でしたが、当駅が廃止される前まで「北海道最南端の駅」でした。

 

渡島鶴岡駅  渡島鶴岡駅

渡島鶴岡駅  渡島鶴岡駅

 1964年(昭和39年)に旅客のみ扱う駅として新設されました。1989年(平成元年)に駅舎(待合所)が設置されました。

渡島鶴岡駅  渡島鶴岡駅

渡島鶴岡駅  渡島鶴岡駅

 単式ホーム1面1線の地上駅で待合所がホームの脇に設置されていました。待合所は閉鎖されていて中へ入れませんでしたので、窓越しに中の様子を撮影しました。

渡島鶴岡駅  渡島鶴岡駅

渡島鶴岡駅  渡島鶴岡駅

 「渡島鶴岡駅」という駅名は、庄内藩鶴岡(現在の山形県鶴岡市)から当地に入植したことによります。

渡島鶴岡駅     渡島鶴岡駅

 私は、地図を見ながら最初に「渡島鶴岡駅」跡らしき場所を訪れた際に、この「渡島鶴岡」の看板を見て「ここが駅の跡地なのか!」と思い込んでしまいました。そこには画像にある通り線路と枕木と思われる木材の他は草原しか見えませんでした。それでもすっかり信じ込み疑わなかった私は、次の『吉堀駅』へ向かいました。(今思い返してみると、「鶴岡農村公園」や「鶴岡小学校(閉校)」の前の道路を駅跡を探しながら走っていたのを覚えています)

渡島鶴岡駅

画像にあるような駅跡が今もあることを知ったのは、帰宅後画像の整理等を行いながらネットで再度検索して調べた時のことでした。そのため、早々に2度目の函館方面行きの計画を立てたという次第です。

 廃止前には、禅燈寺(ぜんとうじ)の境内を江差線が通っていて、山門と本堂との間に禅燈寺踏切がありました。

渡島鶴岡駅  渡島鶴岡駅

廃止された線路の向こうには来年3月に開業されることが決まっている函館新幹線の高架が見えました。

渡島鶴岡駅       渡島鶴岡駅

 駅跡の傍には芝生の広場や人工池等がある「鶴岡農村公園」が隣接しています。また、公園内には山形荘内藩士上陸之地碑、開拓遺功遺功碑もあります。

鶴岡農村公園  鶴岡農村公園

鶴岡農村公園  鶴岡農村公園

  ご訪問ありがとうございました。

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