『登山日記』-樽前山・その4-
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『樽前山登山日記』は今回で最終回となります。前回は『932m峰』に到着し、すばらしい眺めを堪能したところまででした。今回は、最後の一山『東山』の頂上へ向います。
932m分岐点辺りまでは下り坂です。でも、この頃になりますとかなり疲れが足腰にきていまして、特に膝や腿のあたりに“ギクシャク”としたものを感じてきました。どっちかというと『下り』よりも『上り』の方が辛さが少ないように感じました。『下山』のために「体力を温存しておかなくては・・・」と思いゆっくリズムで進みました。
目の前には白煙を上げている『樽前ドーム』が見え、その左側の方へ回り込むように進んで行きます。やがて噴煙も見えなくなり、黒くゴツゴツした岩肌が続きます。道の左側には薄茶色の急斜面がずっと下の方まで続いていて、人が歩いた跡なのでしょうか、白っぽい筋が何本か932m峰や風不死岳の方まで伸びていました。その先は延々と続いているように見える樹海です。
頂上に近づいてくると平坦な道となり樽前ドームの前を通り過ぎると、ずっと向うの方に最初に登った『西山』の頂が小さく見えてきます。そして、ケルンと標のある頂上に到着しました。柔らかく吹いてくる風が汗ばんだ体に心地よく樽前山の三つの山を登り終えた達成感に「来て良かった!!」と心の中で叫びました(他にも登山者がいましたので・・・)。
山頂の傍の道端に腰おろして、しばらく周囲の景色を眺めながら休憩を取り樽前山を堪能しました。その後、一番最初に到着した『外輪山取付』の標へ向かって下りました。何年かぶりで登った樽前山、何か名残惜しかったのですが余力のあるうちにと思い下山しました。帰宅後、数日間は足腰の痛さに悩まされたことは言うまでもありません。
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