「登山日記」-銭函天狗山-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「銭函天狗山」に登った時の様子を紹介します。。
(訪問日:2024年(令和6年)9月下旬)
ここ数年夏場に本州への所要が続き旅行する機会が多くなったため山に行く時間が少なくなってしまい、その中でもさらに天候等にも左右されてしまうため登山の機会が少なくなっていました。
登山の機会が減ってしまうと、足腰がなまってしまいがちで高山への山行の自信が持てず、おのずと近間の低山を探して登るようになりました。

↑ 車窓から銭函天狗山と思われる山容が見えてきました。

↑ 銭函天狗山への「登山道入口」の案内表示板をみつけました。駐車スペースは車5台分位の広さで、何とか1台分のスペースを見つけて停めることができました。
これからも年に数回の本州への旅行が続きそうなので、これまでのような調子で登山をすることは難しそうです。
よってこのブログで紹介する機会も登山以外の内容をぼちぼちと紹介させていただくような感じになると思いますが、宜しくお願いいたします。
そこで今回は道央地域に位置する低山の「銭函天狗山」へ行ってみることにしました。
私の山行時に行った銭函天狗山への登山口は、JR北海道「銭函駅」から直線距離で約2㎞、札樽自動車道「銭函インターチェンジ」直線距離で約1㎞弱という所にあります。
近くには、「チサンカントリークラブ銭凾」というゴルフ場もあります。


↑ 登山道入口から登山道の方へと入っていきました、ここにも「ヒグマ注意」を促す掲示版がありました。札幌市の南区や西区といった住宅街にも出没するようになった昨今です、出会わないことを祈りながら出発です。
銭函天狗山は、運河やガラス製品で有名な小樽市の東の方にある標高537mの低山で、札幌にも近いのでアクセスしやすく山頂から星置地区や手稲地区の市街地を一望できます。
他の方が書いている登山記録のブログをいくつか見せていただいても、書いてある登山の所要時間は登りで1時間ちょっと、下りで1時間足らずということでしたので、本当に体力不足の私には手頃な山ではないかと思いました。
似たような名前の山で「小樽天狗山」という標高標高532m、小樽市街中心部より車で15分ほど、小樽天狗山ロープウェイ(1979年12月に開業し全長735m、高低差271m)では所用時間4分で山麓から山頂まで行けるという小樽の象徴的存在の山もあります。
さらに「定山渓天狗岳」(標高1144.5m:地図上では天狗山と表記)があり、天狗岳あるいは天狗山と名が付く山の中で一番標高の高い山であり、1000メートルを越える3つの険しい岩峰を頂く山容が特徴的な山です。


↑ 砂防ダムの前に鉄の橋があり、その橋を渡ると本格的な登山道の始まりでした。
道道1号線や95号線を走っていると、その特異な山容につい目がいき「1度は登って見たい」と思わせる山ですが、現在唯一の西の熊ノ沢登山コースには急な岩壁を登る箇所もあって、落石や滑落の危険が伴うらしいので私の技量では山行はとても難しいとあきらめています。
2017(平成29)年6月には、誤ってルート外の斜面を登ってしまった男性登山者が滑落して死亡する事故が起きているそうです。
さらにさらに「定山渓小天狗岳」(標高764.7m)があり、資料を調べてみると往復2時間半くらいの山行ということで、運動不足の私にとってちょうどよさそうな山だと思い、銭函天狗山の次の登った山となります。
その時の登山の様子は、また後日紹介しようと思っていますのでよろしくお願いします。
そしてもう一つ「朝里天狗岳」(標高683m:区別するために、「朝里…」「定山渓…」とか便宜上名付けているそうです)という山もあり、この地域には「天狗山・天狗岳」の名が付く山が盛りだくさんです。
さて、話題は本題の銭函天狗山に戻りますが、この銭函天狗山へ登るコースには何と四つもあるそうです。
「銭天山荘ルート」は、定番ル-トで約9割の人はこのルートを行くそうですが、距離が最も短く登山道も整備され迷うことはないそうですが勾配がきつく中盤以降は斜度がきつく体力を使うコースです。


↑ 林の中の登山道を進んで行きました。
「石山山道ルート」は、かつての採石場を通り眺めがよく西側の産地の景色も見られる変化にとんだコースです(戦前は「新普陀落山観世音御霊場」と呼ばれる修業場だったそうで山中に名残の石碑も立っているそうです)。
「桂岡渓流ルート」は、銭函川沿いを登って行き小さな沢を超えていく所もあり、距離的には大回りですが頂上近くまで林道を歩いて行くので勾配のきつい所はないそうです。


↑ 「銭天山荘」に着きました、その奥の方にはトイレ?と思われる小屋もありましたが、特に必要を感じなかったので確認せずに先へ進んで行きました。
最後に紹介する「金山林道コース」は、星置地区からのルートで距離が長くずっと林道を歩き、途中で奥手稲山方面への分岐がありますがそこ以外は迷うことはないそうです。
ただ林道入り口は稼働中の採石場があり営業時間中は通行不可で、迂回路を通ることが良いそうです。


↑ 銭天小屋を過ぎると心なしか道の傾斜が増してきたような気がして、「山頂への上りに差し掛かってきたのかな…」と思いながら進みました。
駐車スペースは本当にわずかしくなく、私が訪れた時も狭い道のあちらこちらにびっしりと駐車されていましたので、「これは無理かな…?」と思って躊躇していたら、運よく下山された方の車が下りて来たところに出くわしたので、何とか自分の車を停めることができました。


↑ 四合目、この辺りの緩やかな登山道の森の中に「四合目」の標識
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
私は仕事柄平日しか休みがないので、登山に行ったこの日も平日なのですが車がびっしり停まっていたくらいですから、その人気の高さを表しているのだと思いました。
運よく登山口近くの場所に車を停められた私は、「ヒグマ出没注意!」のあの登山口ではよく見慣れた看板を横目に見ながら登山口を出発しました。


↑ 少し傾斜がきつくなってきたかな…? 張り出している木の根っこに気を付けながら
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
↑ 五合目辺りに着きました
注意喚起の看板も「こけおどし」ではなく、どこの山も「ヒグマがいつ出てきてもおかしくない、可能性は0ではない」ことは十分に分かってはいることですが、怖がっていては登山はできません。
「熊除けの鈴」はもちろんのこと、ホイッスルを携帯したりラジオを点けっぱなしで歩いたり、時々手をたたいたり、大声を出してみたりと人によってはいろいろ工夫を凝らしながら登山をしているようです。


↑ 六合目、さらに坂道が続いていました、所々にロープが張られていました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
私も「熊除け鈴」の他にホイッスルはリュックに付けて歩いていますし、札幌の市街地でもヒグマが出没するようになった昨今は「熊スプレー」も通販で取り寄せて携帯するようにしています。
以前は「人を畏れる熊は人の気配を感じると熊の方から避けてくれる」とよく聞きましたが、最近は人を畏れない「アーバンベアー」とか、興味関心の旺盛な若い熊はかえって「鈴の音や人の気配に寄って来る」なんて話も聞くようになりました。


↑特に傾斜が急なところにはロープが張られていました、特に降雨後には必需品になるかも…?!
「どの話を信じたら良いの…?」と困ってしまう私です。
しかも私はどこの山岳会や登山サークルにも所属していませんし、その日の天気予報重視によって臨機応変に無計画に目的地へ登山のために向かうタイプなので、まず単独登山です。
複数で登山に行くとなると予定日を合わせて計画を立てて、多少の曇りでも雨模様でも急な日程変更は避けたいがため強行することになりがちとなりませんか…?


↑ 急斜面、張り出している木の根、ゴロゴロとした岩などが目立つ登山道
私はそれが嫌なので、結果的に単独登山となってしまいます。
気の合った仲間たちとの登山ももちろん楽しいとはおもいますが…。
ヒグマの専門家もメディアの熊害(ゆうがい)を伝えるニュースの最後でも「単独登山を避け複数で行動を…」と報道されます。


↑ 傾斜が厳しい所や大きな岩があったり
北海道の山なら高山でも低山でも「ヒグマ出没の危険性は0ではない」ことはもちろんですが、「どこで出てもおかしくはない」という環境ですから…。
今こうしてブログを書いている私は「ただ運が良かっただけなのかもしれません…、運が尽きないことを祈るだけです…」?!


↑ この辺りは尾根筋の道なのかな…? 周囲の山々が見え始めてきたような…
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
登山口を出発して砂防ダムの橋を通り、林の中の緩やかな登山道を進んで行くと「残天山荘」の前に出ました。
この小屋は個人の所有物だそうなので、一般の登山者が利用することはできないそうです。
山荘を通過してさらに進んで行くと、本格的な山道へと入っていきました。
これまでの緩やかな傾斜の反動なのでしょうか、傾斜がだんだんきつくなってきました。


↑ 九合目、山頂へ向かう最後の坂道の手前にある少し開けた広場からの眺め
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
これまでの緩やかな道から最初の急な坂が出てきました、「一の坂」というそうです。
その途中に「石山分岐」と言われる分岐があり、左が「新ルート」で右が「旧ルート」(道がぬかるみやすく、坂も急)だそうで、新ルートがお勧めとのことでした。


どちらのコースも登山者の皆さんは通っているようなので、行きは新ルートで帰りは旧ルートということでも楽しめそうでした。
進んで行くと、ゴルフ場に近いのかゴルファーがボールを打つ音がたまに聞こえてくるらしいのですが、長い尾根筋の坂道(「二の坂」といい、いくつかある坂の中で一番長いそうです)でロープが張ってある所もありました。


※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
きつく感じた二の坂を登って行くと岩場のちょっと開けた広場に出て、そこからはゴルフ場を眺めることができ休憩をとるには良い場所となっていました。
急登が続き「汗が滴り息が切れる」といういつもの我が登山のスタイルに近づきつつとなってきましたが、そこはやはり「高山とは違う低山の良さ」でその状態がいつもの様には長くは続きませんでした。


↑ 周囲に見える風景、手稲スキー場近くにある巨大な観覧車、その手稲山々頂に設置されているテレビやラジオ電波の中継施設のアンテナ群
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
ここはさしづめ「胸突き八丁」といった所でしょうか、目指す山頂へはもう一つの最後の坂(「三の坂」というそうで、短いが一番きつい急な坂かも)を越えると、いよいよ山頂に到達することとなりました。
ここらが他の山でいう「九合目」辺りということになるのでしょうか?
周りの山々や海、札幌の街並みが見え始めてきました。


↑ 銭函天狗山々頂付近の岩石の様子
いよいよ山頂です、スリルある岩場になっていて小さめ控えめな山頂標識付近には十数人が座れそうなスペースがありました。
その山頂からは石狩湾、中継所のアンテナが林立して見えている手稲山等の山々が連なって見えていました。
いつできたのは知りませんが、最近できたのだろうと思われる「海上風力発電」の風車が海岸から離れた海の中に並んでいる姿「青い海と白い風車」が初めて目にした新鮮さと驚きをもってしばらくの間眺めていました。


※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
こういう「晴れ渡った青空と真っ青な海、緑に彩られた山々等々という素晴らしい風景」を「見たい、画像・動画に残したい」という一心でいろいろな山々に登って来た私にとって天気の良し悪しに融通の利く単独登山を諦めることはできそうもないようです。

↑ 札幌市街地の様子、日本ハムのホーム球場であった「札幌ドーム」の屋根が街並みの中にくっきりと浮かび上がっていました


↑ 石狩湾の様子、石油備蓄基地や海岸線に設置された風力発電と海上に設置された風力発電群です
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
※ ウィキペディアフリー百科事典「 銭函天狗山」「小樽天狗山」「小樽天狗岳山ロープウェイ」「定山渓天狗岳」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
鷲別岳・カムイㇴプリ下山 ⇦⇦⇦ 今 回 ⇨⇨⇨ 次 回(準備中)
※青字部分をクリックすると、そのページが表示されます。
※これまで掲載した記事をご覧いただくには、「ホーム」ページの「インデックス」をご利用ください。
