『登山日記・ニセコアンヌプリ』-山 頂-

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 こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

 今回は、「山頂」の様子を紹介していきたいと思います。

                         (訪問日:2024年9月上旬)

 前回では五色温泉野営場にあるニセコアンヌプリ登山口を出発し、「山頂まで2500m地点」、「山頂まで2000m地点」を通過し「山頂まで1500m地点」まで進むことができました。

頂上まで1000m地点へ 頂上まで1000m地点へ

頂上まで1000m地点へ 頂上まで1000m地点へ

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 樹木の向こうに山頂が見えてきました。

 あともう少しです。

 先週登ったイワオヌプリが同じ高さの視線あたりに見えるようになりました。

頂上まで1000m地点へ 頂上まで1000m地点へ

頂上まで1000m地点へ 頂上まで1000m地点へ

 南の方角には先ほどから見えていた昆布岳(標高1045m)の三角の山容が見えていました。

 その手前に見えているのは、ニセコ町でしょうか?

 ズームしてその様子を見てみました。

頂上まで1000m地点へ 頂上まで1000m地点へ

頂上まで1000m地点へ 頂上まで1000m地点へ

 視線を近間の山裾の方に移してみると、スキー場の施設でしょうか?小屋のような建物が見えていました。

 外国人に人気のスキー場で、昔々私が若かりし頃職場の人たちとあのスキー場に行ったことがありますが、その頃とはだいぶん街の様子は変わってしまったのでしょう?

 そんなことを考えながら登っていると、いよいよ山頂が近づいてきていました。

頂上まで1000m地点へ 頂上まで1000m地点へ

頂上まで1000m地点へ 頂上まで1000m地点へ

 この辺りまで来ると、隣のイワオヌプリを見下ろすような感じになってきました。

 五色温泉街の建物も小さくまるでパノラマのように見えていました。

 笹が茂る中にも所々ある背の高い樹木の中を潜り抜けて登山道を進んで行きました。

頂上まで1000m地点へ 

頂上まで1000m地点へ 

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 さらに進んで行くと、スキー場の様子がよく見えるようになってきました。

 今は名前が変わったのかもしれませんが、昔私たちが滑ったスキー場は「ニセコヒラフスキー場」と呼んでいたことを思い出しました。

 今も変わらずにそう呼んでいるのかわかりませんが…。

 頂上まで1000m地点へ

頂上まで1000m地点へ 頂上まで1000m地点へ

 樹木の下を潜り抜けると、目の前に山頂と思われるピークが目に飛び込んできました。

 相変わらず麓の方の目をやると、樹木がないスキー場のゲレンデ部分が緑の山腹にくっきりと浮かび上がって見えていました。

 笹の茂みの中に四角い標識らしきものが見えてきました。

頂上まで1000m地点 頂上まで1000m地点

頂上まで500m地点へ 頂上まで500m地点へ

 近づいてみると、その標識には「頂上まであと 1000m」と書いてありました。

 さっき山頂らしきピークが見えましたが、あそこまでさらに1000m、つまり1㎞あるということが分かりました。

 「近くに見えたけど、まだけっこうあるんだな~」と思いました。

頂上まで500m地点 頂上まで500m地点

山頂へ 山頂へ

さらに進んで行くと、今度は「山頂まであと 500m」の標識がありました。

さっき見えていた尖がった山頂のピークがなだらかな平坦な感じに見えてきました。

「もしかしたら、あれはニセピークだったのかな? 本当のピークはさらに向こうにあるのかな…」

山頂へ 山頂へ

山頂へ 山頂へ

 山をいろいろ登っているとよくニセピークがあって、「ピークと思って喜んでいるとそのまた向こうにまたピークがあった」なんてことが結構ありました。

 「さらに向こうに見える三角ピークが本当の山頂なのか…?」

 そんなことを思い出しながら歩いていると、またまた昆布岳の三角ピークが見えていました。

山頂へ 

 

 登山道も礫が目立つようになり火山の山という感じがでてきました。

 歩いていると、やがてちょっとした広場のような所に出ました。

 一息ついて周囲を見回してみると、ケルンの小山と遠くの方には洞爺湖とその中島の一部が山並みの後ろに覗いて見えていました。

 

 山頂へ

 そんな中で特に私がうれしかったのは好きな山の一つ「羊蹄山」が間近に見えてきたことでした。

 しかも雲もほとんどなく山頂までしっかりと見えたことでした。

 こんなに晴れ渡った空の下に一切雲もかからず山頂までスッキリと羊蹄山全容が見られるのはチョーラッキーな日だと思いました。

山頂へ 山頂へ

山頂へ 山頂へ

 さらに登って行くと、「アンヌプリ頂上と見返坂」との分岐点、その標識がありました。

 ニセコアンヌプリ国際スキー場のゴンドラ山麓駅近くに「見返坂登山口」への入り口があり、約30分ほど登って行くと「見返坂登山口」があります。

 その登山口からこの「見返坂分岐」まで約1時間ほどですが、その間に「見返坂」と呼ばれている坂道があります。

山頂へ 山頂へ

山頂へ 山頂へ

 見返坂登山コースは山頂までおよそ4時間ほどで距離的には約11㎞、標高差887mだそうです。

 イワオヌプリ山頂のまさに火山というような山肌がここからも見えていました。

 この辺りにも登山道の脇にケルンがありました。

山頂へ 山頂へ

山頂へ 山頂へ

 イワオヌプリの山頂付近をズームしてみました。

 今日もたくさんの登山者で山頂は賑わっているようでした。

 山頂から少し離れた所にあったごっつい大きな岩が懐かしく(私が行ったのはつい先週のことではありましたが…)思いました。

山頂へ 山頂へ

山頂へ 山頂へ

 ニセコアンヌプリのニセピーク?がさらに近づいてきました。

 ジグザグにつくられた登山道を登って行くと、いよいよ山頂らしき所が見えてきました。

 緑の中に一筋の道が伸びているのが見えていました。

山頂へ 山頂へ

山頂へ 山頂へ

 振り返って見ると、ここまで登ってきた道がくっきりと見えていて、先ほどのケルンの所で何かしている登山者の姿をズームしてみました。

 視点を他へ移してみると、五色温泉の建物群や五色温泉インフォメーションセンター、イワオヌプリ登山口付近の駐車場が見え、駐車場は満車状態のようでした。

 本当にこの日は登山日和の良い日でした。

山頂へ 山頂へ

山頂へ 山頂へ

 五色温泉インフォメーションセンター近くにある「ニセコ山の家」や「ニセコ野営場」周辺の駐車場も多くの車が停まっているようでした。

 ニセコアンヌプリの周辺には高い山がないため、山麓の様子が小さくパノラマのようによく見えていました。

 ということは、目指す山頂も近い高い所まで登ってきていることを感じました。

山頂へ 山頂へ

山頂へ 山頂へ

 またまた隣の山・イワオヌプリの山頂付近のズーム画像です。

 昆布山も羊蹄山もそうですが、すでに登ったことがある山を他の山からその姿を見るのもなかなか趣のあるものです。

 イワオヌプリの山頂標識のある山頂部分と、そこから少し離れた所にある山頂とズームで見てみました。

山頂へ 山頂へ

 

海辺の丘の上にずらりと並んだ風力発電群がみえていましたが、あそこはどの辺りなのか?よく分かりませんでした。

ごつごつとしたガレ場の道になりましたが、浮石はあまりなかった印象でそんなに歩きにくくはなかったと記憶しています(思い違いかもしれませんが…)。

 

 

 

 五色温泉街から離れた所にも建物が集まっている所が見えました。

 またまた下の方を見てみると「あれっ、さっきズームした時に見えた人達かな…?」

 その見えた姿の大きさから高度の差を感じ、「いよいよ山頂は直かな?」と思いました。

山頂へ 

山頂へ 山頂へ

 「どんな景色が見えるかな…?」と思い、立ち止まっては振り返って見ることを繰り返していると、洞爺湖とその中にある中島の姿よく見える所までやってきていました。

 「洞爺湖畔の右側に見えている山は、位置的に「有珠山」かな…?」と、かすんでいてあまりよく見えない山、有珠山にも数年前に登ったことを思い出しました。

 あの時は珍しく「有珠山ロープウェイ」を使わずに伊達市方面にある登山口から登ってみました。

山頂へ 山頂へ

 山頂へ

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 有珠山の南側にある有珠南外輪山展望台から有珠外輪山遊歩道を通って火口原展望台・有珠山ロープウェイの山頂駅傍にある有珠山展望台へ行くには長い長い600段の上り階段を登らないと行けません。

 私が有珠山を訪れたのは夏真っ盛りの頃で、伊達市側の登山道から有珠山展望台までセミの声を聞きながら600段階段往復で汗びっしょり濡れネズミ状態になったことを今でも鮮明に覚えています。

山頂へ    山頂へ

山頂へ 山頂へ

 そんなことを思い出しながら登って行くと、ついにニセコアンヌプリ山頂へたどり着くことができました。

 「ニセコアンヌプリ 1308m」の山頂標識を見ることができました。

 五色温泉野営場コースは往復約3時間40分(個人差あり)、距離約4.9㎞、標高差約550mとのことで、楽な登山コースを選んだ甲斐があって登頂することができました。

山頂へ 山頂へ

山頂へ 山頂へ

 画像をご覧の通り羊蹄山、イワオヌプリ、モイワ山など周囲の山々がガスることなく雲もほとんど皆無状態で、洞爺湖も見ることもでき、本当にラッキーな登山日和でした。

 イワオヌプリ(標高1116m)が眼下に見えるニセコアンヌプリ(1308m)山頂からの眺望、見応えがありました!

 パノラマのように見える眼下に広がる景色!

山頂へ 山頂へ

山頂へ 山頂へ

 イワオヌプリから眺めるとニセコスキー場はちょうどニセコアンヌプリの山の裏側になり全く見えません。

 羊蹄山もイワオヌプリ山頂標識ある所から見ると、ニセコアンヌプリの山陰に入るためほとんど見えないはずです。

 ニセコ連邦の最高峰のニセコアンヌプリからでは望めない眺めは一見の価値はあるように思います。

山頂から 山頂から

山頂から 山頂から

 ニセコ町の街並みやスキー場の施設、さらに「鏡沼」もニセコアンヌプリ山頂からではの眺望です。

 鏡のような水面に周囲の景色が映りこむ様子が鏡のようだから「鏡沼」の名が付いたかどうかは私はわかりませんが、凪いだ水面に映る景色は素晴らしいそうです。

 風のない良く晴れた午前中が見どころで、白いワタスゲがふわりと風に揺れる6月下旬頃の景色もおすすめだそうです。

山頂から 山頂から

山頂から 山頂から

 山頂には山頂標識と「観測所跡」そして「避難小屋」の建物がありました。

 観測所跡は第二次世界大戦時にゼロ戦の着氷実験をするために作られた場所で、その当時「エンジン付きプロペラが設置された台座」の上に石碑の立っているそうです。

山頂から 山頂

山頂 山頂

山頂から 山頂から

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 避難小屋の小さな窓にはステッカーというか?ワッペンというか?いろいろな絵柄の物が所狭しと貼ってありました。

 「何の意味があってあんな風に貼ってあるのかな…?」と思いつつ見ていました。

 海も見え、湖も見え素晴らしい眺望を堪能できたニセコアンヌプリの登山でした。

 尚、この『登山日記・ニセコアンヌプリ』は今回で終了します、ありがとうございました。

※ ウィキペディアフリー百科事典「 ニセコアンヌプリ」「五色温泉インフォメーションセンター」「ニセコ」を参考にさせて頂きました。

 ご訪問頂きありがとうございました。

 

 山頂まで1500mまで⇦⇦⇦ 今     回 

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