『旅・徒然に』- 抜海駅と利尻山と ③ ー
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
2025(令和7)年3月15日(土)に同日のダイヤ改正で廃止されました「抜海駅」ですが、「廃駅前にもう1度見に行ってこよう」と思い立ち、令和6年9月上旬に訪問してきました。
その際の様子を私の大好きな「利尻山」の様子などを交えながら紹介していますが、今回は、廃駅前の「抜海駅」の様子を紹介します。
(訪問日:2024年(令和6年)9月上旬)
私は、「抜海駅」を目指して「サロベツ原野駐車場・オトンルイ風力発電所」から「北緯45度通過点モニュメント」、「夕来展望所(ゆうくるてんぼうしょ)」(利尻島と北海道本土とが一番近い位置で、ここから見る「利尻山」が一番大きく見える所)、コウホネの家と進んできました。




※ 以下の動画の中には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
抜海駅が間近の所にある「抜海漁港」で間近に見える利尻山姿を愛でてから目的地・抜海駅へ向かいました。
私がこの「最北の無人駅」と言われる抜海駅を訪れた2024(令和6)年、その6月には地元住民による開業100周年記念式典と記念碑の披露が行われ、その数日後には「稚内市がJR北海道に対し、抜海駅の維持管理を当年度限りで終了する」と正式に回答した年でもありました。




※ 以下の動画の中には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
JR北海道が利用者減少を理由に廃止方針を地元に提示した2019(平成31・令和元)年から5年が経って廃止が決まってしまいました。
住民の方々は「観光資源としての存続」を訴えていましたが、「生活利用が少ない」と維持費の拠出を打ち切った稚内市、「赤字削減、人手不足の深刻化」で無人駅の整理を進めるJR北海道、両者の意見はかみ合うことはなく、廃液となったわけです。




維持管理には費用がかかりますから、それが無ければ存続することは難しいでしょう…。
日本最東端の駅として有名でした「東根室駅(無人駅)」も2025(令和7)年3月のダイヤ改正をもって廃止され、 廃止後は根室駅が日本最東端の駅となりました。




自然災害のために不通となっていた根室線の富良野・新得間が利用者減少と高額な復旧費用のために事業廃止となってしまったように宗谷本線も事業廃止とならないことを祈るばかりです。


※ 以下の動画の中には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
尚、この「『旅・徒然に』- 抜海駅と利尻山と ー 」シリーズは今回で終了となります、ありがとうございました。
※ フリー百科事典ウィキペディア「抜海駅」「東根室駅」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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