『旅・徒然に』- 抜海駅と利尻山と ② ー
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
2025(令和7)年3月15日(土)に同日のダイヤ改正で廃止されました「抜海駅」ですが、「廃駅前にもう1度見に行ってこよう」と思い立ち、実は昨年(令和6年)9月上旬に行って画像に撮ってきていました。
前回からその際の様子を私の大好きな「利尻山」の様子などを交えながら紹介しています。
今回は、「北緯45度通過点モニュメント、コウホネの家、抜海漁港」までの様子を紹介します。
(訪問日:2024年(令和6年)9月上旬)
北緯45度通過点モニュメント
サロベツ原野駐車場・オトンルイ風力発電所から北に向かって少し進んで行くと、道路の左手に「北緯45度通過点モニュメント」が見えてきました。
「North」(北)の頭文字「N]を現したモニュメントと思われるクロムメッキが施された様なピカピカのモニュメントです。
また、道路を挟んで反対側には「北緯45度通過点」「北半球ど真中」と書かれた木製の渋いモニュメントもあります。
もちろんここからも「利尻山」が海上に浮かんでいるように見えています。
※ 以下の動画の中には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
北海道の形が海岸線を北上するにしたがって西の方へ近づくように湾曲していますので、サロベツ原野駐車場(オトンルイ風力発電所)からと、少し北に進んだ「北緯45度通過点モニュメント」の場所からと比べてみると、ここの方が利尻山が少し近くに見える感じがしました。
コ ウ ホ ネ の 家
「北緯45度通過点モニュメント」から北上すること約30㎞弱辺りの所、海岸線が一番西に張り出した所に「夕来展望所(ゆうくるてんぼうしょ)」がありますが、小さな駐車スペースしかない控えめなスポットですので見逃し通り過ぎてしまいそうな所です。
ここが利尻島と北海道本土とが一番近い位置で、ここから見る「利尻山」が一番大きく見える所となり、天候によっては「礼文島」も見える絶景スポットとしてオロロンラインを旅するドライバー達に知られています。
その「夕来展望所」からさらに北へ走ること約6㎞、道道811号線との交差点近くの左手に見えてくるのが「コウホネの家」(浜湧知(はまゆうち)展望休憩施設)です。
利尻礼文サロベツ国立公園内にある休憩施設で、屋上から利尻山や夕日が見られる絶景ビューポイントとして知られています。
「コウホネ」とは水連に似た花を咲かせるスイレン科コウホネ属に属する水草で、この地下茎を乾燥させたものは川骨(せんこつ)とよばれ生薬とされているそうです。
テレビドラマのロケでこの地を訪れた「俳優・故森繁久彌氏」の歌碑も建立されています。
※ 以下の動画の中には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
抜 海 漁 港
「コウホネの家」から約5㎞ほど北上した所にある「抜海岬」の根元付近にあるのが「抜海漁港(ばっかいぎょこう)」です。
ここまで来ると目指している「抜海駅」は直ぐそこですが、ここから見る「利尻山」も直ぐ目の前にあるように見えて素晴らしいので立ち寄りました。
抜海漁港は北海道稚内市にある人気のサケ釣りスポットと知られていますが、他にクロガシラガレイ、チカ,ニシン,マガレイ,,コマイ,カジカ,ガヤ,クロソイ,アイナメ(アブラコ),ヒラメ,サケ(アキアジ)なども釣れるそうです。
抜海港はアザラシ観測所があり、冬になると流氷に乗ってゴマフアザラシ達がやってきて波消しブロックの上でのんびりと寝っ転がっている姿を見ることができる観測地ともなっています。
私はこれまでに何回かここに来ていましたが、この日は利尻山には雲はかかっていなくて山頂までよく見ることができたので来た甲斐がありました。
ここから「抜海駅」までは1㎞もない数百m位の距離の所にあります。
抜海漁港に入る手前の路上から右側の丘の途中にある小山の上に大きな岩がポッカリと載った光景が目に入ってきます。
いつも見ると「あんなところに上手に載ったもんだ!どうやって載ったんだろう…?」と思いながら眺めていました。
その小山の麓の所に「抜海神社」の鳥居も見えていました。
※ フリー百科事典ウィキペディア「道の駅 田園の里うりゅう」「恵比島駅」「峠下駅」「幌糠駅」「藤山駅」「大和田駅」「サロベツ原野駐車公園」、宗谷総合振興局サイト「サロベツ原野駐車公園(幌延町)」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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