『登山日記・いぶりの山々』-来馬岳、山頂へ、そして下山-

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山頂  こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

   今回は「七合目、八合目、九合目」までの様子を紹介します。

                                   訪問日:2022年(令和4年)6月中旬)

 前回では、スキー場登り返しの辛さもその後の尾根を歩きでかなり癒されながら、胸突き八丁の急登を9合目辺りまで登り、いよいよ目指している山頂の鐘が見えてきて、あともう少しで頂上だ!!

 山頂間近と最後の踏ん張りよろしく登りながら、ふと視線を上げると一段ときれいにオロフレ山が見えていました。

 その奥の右側にはおできの様にポツンポツンと徳舜瞥山(とくしゅんべつやま)やホロホロ山も見えていますが、でもやはり手前のオロフレ山に目がいってしまいます。

山頂へ 山頂へ

山頂へ 山頂へ

 以前に登った徳舜瞥山も三角の形をした形の良い山で、その山頂からの景色も良かったことを覚えています。

 登山道を進んで行って山頂標識の裏へ回って見下ろして見ると、思いがけず崖になって切れ落ちていたのでびっくりしたことも思い出しました。

山頂へ 山頂へ

山頂へ 山頂へ

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 カメラをズームにして見ていたら、その時のことを思い出しました。

 隣にあるホロホロ山に登り、そこから正面に徳舜瞥山を見た時その尖っていてスマートな山容に感動しました。

 オロフレ山の方も見た目の端正な感じとは裏腹に山の裏の方へ歩いて行くと、やせ尾根などもあり危険を感じる道もあって登りごたえのある山でした。

山頂へ 山頂へ

山頂へ 山頂

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 ついに標高1040mの来馬岳山頂に着きました。

 辿り着いた山頂には結構広いスペースがあり、名前は付いているのか分かりませんが竿の先に鐘が吊るしてあって、カランカランと鳴らしてみました。

 もしかして近くにいたかもしれないヒグマがその音を聞いてどっかへ行ってくれたかもしれません。

山頂 山頂

山頂へ 山頂

 鐘を吊るした竿の近くには三角点の標柱もありました。

 また、山頂付近には二本の道標がありました。

 一つは、この山頂からオロフレ峠・オロフラ山へ案内するもので、その道中にはカルルス山とか化物山(ばけものやま)と言われている山経由で行くことができるようです

山頂から 山頂から

山頂から 山頂から

 もう一つの道標には、「鉱山(こうざん)」と記されていました。

 鉱山とは、登別市(のぼりべつし)にあるかつて鉱山の町として栄えた「鉱山町」のことをさしていると思われました。

 鉱山町は、明治・大正・昭和の三代にわたって金・銀・洞などが生産され、時にその人口が千数百人ともなり病院や映画館もあったくらいの賑わいだったそうです。

山頂から 山頂

山頂 山頂

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 今は登別市のネイチャーセンター「ふぉれすと鉱山」という宿泊施設を併設した自然体験学習施設(社会教育施設)があるそうです。

来馬岳周辺には他に高い山はないので、オロフレ山や徳舜瞥山などの他にも遠くに風不死岳や樽前山、羊蹄山も見えるそうです。

山頂の鐘 山頂の鐘

山頂の鐘 山頂の鐘

樽前山のような特徴的な形をしているやまなら私でも見つけることはたやすいのですが、羊蹄山となると遠くて小さくしか見えないので見分けることができるかどうか…自信はありません。

羊蹄山はとても好きな山なんですが…、この時も見えていたのか気づきませんでした。

山頂の様子 山頂の様子

山頂の様子 山頂の様子

 見える方向はちょっと違いますが、倶多楽湖は分かりやすくて直ぐに見つけられました。

 他に倶多楽湖の近くに「橘湖(たちばなこ)」という小さな湖のあるそうなのですが見つけられませんでした。

 それから登別温泉の「地獄谷」も見えるというのですが、わかりませんでした

山頂から 山頂から

山頂から 山頂から

 南の方角には白老町(しらおうちょう)や登別市の市街地、その向こうに太平洋の海が広がってるのが見えました。

 さらの海岸沿いに発電所の煙突なのでしょうか、高い煙突の先から白い煙が風で流れている様子も見えていました。

山頂から 山頂から

山頂から 山頂から

 そのような景色を山頂から眺めて楽しんでいましたが、やはり登った以上は下山しなくてはなりません。

 登って来たスキー場のゲレンデを今度は下って行かなくてはなりません。

下山の様子 下山の様子

下山の様子 下山の様子

 上りも後悔するくらい大変でしたが、下りも楽ではなくていつも「膝」や「腿」に負担がきますので、それを思うと憂鬱でした。

 「スキーで滑ると、あっという間に降りてしまうんだけどな…」なんて思いながらゆっくり一歩一歩下りて行きました。

下山の様子 下山の様子

下山の様子 下山の様子

 それでも、下山が終って車に戻り登山用の靴を抜ぎホッとすると、苦しかった想いよりも山頂から見た景色とか登山途中で歩きながら見た眺めだとかを思い出して「楽しかったな~」と思ってしまうのは「なぜ?」なんでしょうか。

下山の様子 下山

下山     下山の様子

 登っている途中は汗水垂らして辛い・きついと思いながら黙々と歩き続けるだけなのに、終わってしまうと「次は、またどこのどの山にのぼろうか?」などと地図を見ながら考えてしまう、登山には不思議な魅力があるとつくづく思ってしまいます。

 尚、今回でこの「登山日記・いぶりの山々」シリーズ及びその「来馬岳」シリーズは終了します。ありがとうございました。

※ ウィキペディアフリー百科事典「 鷲別山」「だんパラスキー場」「川又温泉」「鷲別川」「倶多楽湖」「徳舜瞥山」「ホロホロ山」「オロフレ山」「オロフレ峠」、胆振総合振興局サイト「登ろういぶりの山―山のぼり町巡りガイド」、室蘭市ホームページ「室蘭市」「白鳥ヒュッテ」「室蘭市だんパラスキー場」を参考にさせて頂きました。

   ご訪問頂きありがとうございました。

 

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