『登山日記・いぶりの山々』-来馬岳、七合目・八合目・九合目-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は「七合目、八合目、九合目」までの様子を紹介します。
(訪問日:2022年(令和4年)6月中旬)
前回では、スキー場の斜面を克服した私は、順調に5合目から6合目へと進んで行きました。
7 合 目
7合目辺りから道の傾斜がきつくなり始め、そのためでしょうか?ジグザグの道となってきました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
遠くに見える山の中にぽっかりと水溜まりのように「倶多楽湖(くったらこ)」が見えていました。
※ 倶多楽湖・・・白老町にあるカルデラ湖で登別温泉の東側約2㎞の所にあります。支笏洞爺国立公園になっていて、湖の周囲は約18㎞の円形をしています。流れ込む川・流れ出る川ともにないのですが水質は極めて良く水位の年間変化も1~2mほどで、湖底から地下水が漏出しています。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
八 合 目
七号目を過ぎると、傾斜は依然として急勾配が続き息が切れては休み休みしながら登って行きました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
八合目の標識は急な坂の途中に倒れた木?を利用して取り付けられていました。
その標示板の近く少し広くなっているスペースがあり、そこで周囲の景色を眺めながら水分補給などしながら休憩しました。
ここからも倶多楽湖が良く見えていました、高度がまた少し上がったからでしょうか…?
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
九 合 目
8合目も過ぎて9合目を目指しますが、山頂が近いからでしょうか? 坂道は一段と勾配を増してきて息がキレるは汗は噴き出るはハードな道が続いていました。
樹木の間からきれいな三角の形をしている「オロフレ山」が覗き見えました。
カメラでズームにして見ると、オロフレ峠からの道や覇道なども見えましたが、それが旧道のものなのか今通行できている道路のものなのか分かりませんでした。
オロフレ山の下の方には上部のきれいな三角の形とは対称的に岩肌が露出している所が絶壁となっていて優雅さと同時に荒々しさも感じました。
※ オロフレ山・・・白老町と壮瞥町にまたがる標高1230.8mの火山で、支笏洞爺国立公園に入っていて二等三角点「登別岳」があります。オロフレ山の肩に「オロフレ峠」があり1988(昭和63)年にオロフレトンネルが開通して通年通行ができるようになりました。
「登山日記・いぶりの山々」オロフレ山編で、オロフレ峠・展望台にある登山口からオロフレ山へ登った時の様子を紹介していますので、ご覧いただければと思います。
※ オロフレ峠展望台・・・旧道の頂上部にある展望台で冬期間は終日通行止めになります。「大観望」とも呼ばれ、晴れた日には倶多楽湖・太平洋・洞爺湖・羊蹄山などを見渡すことができます。以前はレストハウスや売店もありましたが新しい道路ができてからは寂れてしまい、現在は駐車場とトイレのみがあります。オロフレ山や来馬岳への登山口があります。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
九合目近くのこの辺りまで来ると倶多楽湖はもちろんのこと、オロフレ山の右側へ視線を移していくと遠くに「徳舜瞥山(とくしゅんべつやま)」や「ホロホロ山」の姿が見えてきました。
これも以前に登って「登山日記・いぶりの山々」徳舜瞥山からホロホロ山への縦走登山した時の様子を紹介していますので、興味がおありでしたらご覧ください。
※ 徳舜瞥山・・・伊達(だて)市大滝区にある標高1309mの火山で、すぐ隣にある「ホロホロ山」と双耳峰となっています。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
急坂を数歩歩いただけですぐに息が切れてきて、立ち止まっては深呼吸して息を整える…の繰り返しでした。
「やっぱ減量して体重を落として身軽にしないとダメなんだよな…」と登山のたびに後悔する私。
周囲に見える山々、特に三角の形の良い山とか変わった形をした山とかを見つけると「何ていう山なんだろうか…?」とか「あの山には登山道があって登ったりできるのだろうか…?」などと思いながら進みました。
※ ホロホロ山・・・伊達市大滝地区と白老町(しらおいちょう)にまたがる標高1322.4mの火山で、一等三角点「徳心別山」が徳舜瞥山より少し標高の高いこの山に設置されています。徳舜瞥山からの縦走路もあるが、白老側からの直登ルートもあります。
いよいよ山頂が近づいているのでしょうか? ロープ場まで出てくるほど急な斜面となってきました。
登りはロープの力を借りずとも何とか手も使いながら登れましたが、下山時には頼った方が膝や腿に優しいのではないかと思いました。
この辺りには数箇所のロープ場がありましたが、上りは使わなくても何とか登って行けました。
事前に調べた資料などに、この辺りはシラネアオイが群生している所らしいのですが花の季節はとっくに終ってましたので「これがシラネアオイの葉っぱ?」と一面に茂っている葉っぱを眺めてきました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
また、この辺りに九合目の標識があるはずなのですが、急な坂道で足元ばかり見ながら必死に登っていたので見逃してしまったようで画像が撮れていませんでした。
多分上の右の画像の中に見えている二本の太い木の周辺にその標識があると思われるのですが…。
※ ウィキペディアフリー百科事典「 鷲別山」「だんパラスキー場」「川又温泉」「鷲別川」「倶多楽湖」「徳舜瞥山」「ホロホロ山」「オロフレ山」「オロフレ峠」、胆振総合振興局サイト「登ろういぶりの山―山のぼり町巡りガイド」、室蘭市ホームページ「室蘭市」「白鳥ヒュッテ」「室蘭市だんパラスキー場」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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