『登山日記・いぶりの山々』-鷲別岳・カムイㇴプリ分岐へ-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、1回目の今回は「鷲別岳・カムイㇴプリ分岐へ」を紹介します。
(訪問日:2020年(令和2年)10月下旬)
今回の鷲別岳登山では、まず鷲別岳山頂まで行き、その後に隣りの山「カムイㇴプリ」へ縦走することを計画していました。
鷲別岳の隣りのカムイㇴプリまでは「登ろういぶりの山」(胆振総合振興局サイト)を見ると、尾根道を歩いて約90分程の道のりということでした。
↑ だんパラスキー場のリフト降り場がありました
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
それを目にした時私は即「鷲別岳に登るんだったらカムイㇴプリまで行ってしまおう」と「一粒で二度おいしい」的な私あるあるの計画案が浮かびました。
それで今回は鷲別岳山頂手前にある「カムイㇴプリ分岐」までの様子を紹介します。
↑ 林の向こうに神社の鳥居がみえてきて、鳥居をくぐり奥へ進むと祠がありました
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前回ではだんパラスキー場ロッジ近くにある登山口を出発して、私の足で30分位登った所に圧白鳥(はくちょう)ヒュッテに到着、その傍には入山届が入っているポストも設置されてありました。
この白鳥ヒュッテから「西尾根コース」と「夏道(南尾根)コース」の二つに分かれています。
↑ 水神社を後にして、次のガンバリ岩を目指してすすみました
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西尾根コースは「825mピーク」と「856mピーク」そして「岩塔」を通過して尾根道を歩き鷲別岳山頂へ至る所要時間約80分のコースで夏道(南尾根)コースより少し時間がかかるコースです。
夏道(南尾根)コースは、「水神社」「ガンバリ岩」「596mピーク」「カムイㇴプリ分岐」を通って鷲別岳山頂に至る所要時間約65分のコースです。
↑ 廃タイヤの階段を上ってガンバリ岩へ
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その二つのコースをさらに調べてみると、西尾根コースは夏道(南尾根)コースより距離も少し長く急登もある様なので、迷うことなく私は夏道(南尾根)コースを選びました。
ただ西尾根コースの途中・856mピーク近くの「岩塔」には興味がありましたが、カムイㇴプリへの縦走も予定していましたので、時間と体力的には夏道(南尾根)コースが正解だったと思っています。
↑ 樹木の間から白鳥大橋、だんパラスキー場ロッジが見えていました
↑ また少し進むと、鷲別岳隣りのカムイㇴプリの山々が見えました
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白鳥ヒュッテを出発し登って行くと登山道の左手に「鳥居」が見えてきて、「水神社」(標高498m)の白い鳥居でした。
その鳥居の奥に水神社の祠(ほこら)社がありました。
手前の立て札に「木、自然の恵みに 感謝し 登山の安全を 室蘭水神社保存会」と書かれてありました。
↑ 登山道の途中で振り向いてみると、室蘭港とその奥に室蘭市街が見えていました
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室蘭市民の生活水となっている水源ぺトトル川の支流の湧水口に神社は建立されていて祠の左手には沢があり、かなりの水が流れ簡単な水槽が設置されていました。
水神社を後にしてさらに登って行くと、タイヤが積み重ねられた階段が現れ、階段を登ったその先に大きな岩がありました。
↑白鳥大橋(画像左)と室蘭市の測量山(そくりょうざん:標高199.6m)(画像右)
↑ 室蘭市街(画像左)と幌別ダム(登別市)(画像右)
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
「ガンバリ岩」(標高569m)なる岩塊で「喜門岱青年團(きもんたいせいねんだん)」と記されていました。
※ 喜門岱(きもんたい)は、室蘭市にあった地名で、1929年の字名改正で現在の石川町になりました。同名の小学校・喜門岱小学校が明治29(1896)年に元室蘭尋常小学校の仮分教場としてキモンタイ番外地(現・香川町)に開設され、昭和40(1965)年に現在地に移転されました。学校のある地域は香川県からの移住者が明治に開拓しました。
↑ 幌別ダムをズーム(画像左)、振り向くと登山道の奥に室蘭港と太平洋
↑ 室蘭港の入口に架かる白鳥大橋(画像左) 鷲別岳麓の風力発電群(画像右)
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
歴史を感じるガンバリ岩を後にしてさらに登って行きましたが、その辺りはダケカンバ等の樹林帯で木漏れ日を受けながら傾斜もなだらかな道で気持ちの良い森林浴気分で進んで行きました。
歩いていると所々で樹木が途切れた所があり、そこで振り返ってみると室蘭港(白鳥湾とも言います)が木々の枝の間から覗き見ることができました。
↑ 製油所(画像左)と道央自動車道の高架橋(画像左)
歴史を感じるガンバリ岩を後にしてさらに登って行きましたが、その辺りはダケカンバ等の樹林帯で木漏れ日を受けながら傾斜もなだらかな道で気持ちの良い森林浴気分で進んで行きました。
歩いていると所々で樹木が途切れた所があり、そこで振り返ってみると室蘭港(白鳥湾とも言います)が木々の枝の間から覗き見ることができました。
↑ このように「頂上まで500M]というような表示板や石板がありました(画像右)
↑ 森林限界を超えたようでササ原が広がり、その向こうに電波反射板が見えてきました
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。
湾の入口辺りには東日本で最長の吊り橋「白鳥大橋(はくちょうおおはし)」(1998(平成10)年開通)が見えていました。
また、そこから視線を左下の方に移すと「室蘭岳山麓総合公園」と「だんパラスキー場」のロッジの建物も見えていました。
湾の入口辺りには東日本で最長の吊り橋「白鳥大橋(はくちょうおおはし)」(1998(平成10)年開通)が見えていました。
↑ 電波反射板のズーム(画像左) 登山道で振り返って(画像右)
と
また、そこから視線を左下の方に移すと「室蘭岳山麓総合公園」と「だんパラスキー場」のロッジの建物も見えていました。
湾の入口辺りには東日本で最長の吊り橋「白鳥大橋(はくちょうおおはし)」(1998(平成10)年開通)が見えていました。
また、そこから視線を左下の方に移すと「室蘭岳山麓総合公園」と「だんパラスキー場」のロッジの建物も見えていました。
最近は利用数の減少のため維持管理コストが課題となり、2027(令和9)年3月に閉鎖されるかもしれないそうです。
↑ 西尾根コースとの合流点
鷲別岳の登山道には、所々に「頂上まで○○m」という表示板等がありますので、それを見つけながら登って行くのも一興かもしれません。
さらに登って行くとかなり眺望が開けてきて、室蘭市街や工場群、地球岬などの山々を見ることができるようになりました。
やがて登山道はダケカンバとササが入り混じった緩斜面となってきて標高650~780m辺りにかけてほとんど直線的な尾根を登って行きましたが、私でも息が切れることなく整備された道をゆったりとした気分で歩くことができました。
↑ 高度を上げて行くとなだらかな道になり、石畳の道も出てきました
この辺りで振り返ってみると、さらに良く室蘭市街を一望することができ、白鳥大橋もさきほど以上に良く見えるようになりました。
「けっこう高い所まで登って来たんだな」と思いながら進んで行くと登山道としては珍しいと思うのですが、平らな意思を敷き詰めた石畳の道がさらに上の方に続いていました。
道の左側に別の登山道へつながっている所があり、そこが「西尾根コース」との合流点のようでした。
↑ 山頂間近という所にカムイㇴプリ(水元(沢)コース、滝沢コース)への分岐点がありました
その少し先には道の右側にもう一つの登山道と交差する所があり、道端に「カムイㇴプリ 水元コース 滝沢コース ➡」と書かれた道標が立っていました。
ここが分岐点で、右に曲がって登山道を進んで行けば「カムイㇴプリ」へ縦走できることを確認しました。
でも、まずは鷲別岳山頂へ向かうことが先決ですし上の方に目をやると、どうやらここから待望の頂上まであともう少しの所まで来ているようでした。
※ 水元(沢)コース・・・だんパラスキー場から鷲別川の沢に向かって広葉樹林の中を下り鷲別川の沢沿いに何度か渡渉を繰り返しながら鷲別岳とカムイㇴプリとの縦走路の鞍部にある分岐に至るコース
※ 滝沢コース・・・川又温泉への入口に鷲別岳への登山口がある。裏沢の沢登りになり滝もいくつかある。登山道は整備されていないようで廃道に近いらしい。登山上級者でないと難しいようです。
※ 川又温泉・・・山中にある秘境温泉。札幌から札幌南ICから道央自動車道を利用し、登別室蘭ICで下りる。道道327号を幌別の川上自然公園より北上し、約6Kmの所に「鉱山町案内図」がある。ここから、鷲別来馬川沿いに西方向の林道を約3Km。牛舎奥歩道前から登山道を歩いて約30分。
※ ウィキペディアフリー百科事典「 鷲別山」「だんパラスキー場」「川又温泉」、胆振総合振興局サイト「登ろういぶりの山―山のぼり町巡りガイド」、室蘭市ホームページ「室蘭市」「白鳥ヒュッテ」「室蘭市だんパラスキー場」を参考にさせて頂きました。</strong%3D
ご訪問頂きありがとうございました。
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