『道南の旅』-五稜郭駅・函館駅-

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函館駅  こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

   今回は、「五稜郭駅(北海道函館市亀田本町)・函館駅(函館市若松町12-13)」を紹介します。

                (訪問日:2019年(令和元年)7月下旬)

   道の駅 なないろななえ

 話が後先になってしまいましたが、すでにご紹介いたしました「五稜郭」へ行く際に公共交通機関・JR北海道を使って出かけて行きました。

道の駅なないろななえ 道の駅なないろななえ

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 函館市街地にも多数駐車場はありますので自家用車で向かうことも考えましたが、朝から夕方まで駐車場に止めると駐車料金も結構かかること、見学場所の最寄にある駐車場を探すために慣れない市街地を運転するのは避けたい、ということから電車に乗って行くことにしました。

道の駅なないろななえ 道の駅なないろななえ

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↑ 男爵イモのオブジェと「THE DANSHAKU LOUNGE」の建物

 車中泊場所として利用させて頂いていた「道の駅 なないろななえ」から新函館北斗駅まで自家用車で行き、駅傍の駐車場に駐車し「五稜郭見学」の際には北斗駅から五稜郭駅にまで電車で行きました。

道の駅なないろななえ    道の駅なないろななえ

↑ リンゴのオブジェ(時期によって複数の光でライトアップされキラキラするそうです)

 

道の駅なないろななえ    道の駅なないろななえ

 函館市街地の駐車場料金よりも北斗駅傍の駐車場の方が料金も安く済むのではないかな?という願いも込めてそうした次第でした。

 この道の駅には、「男爵イモのオブジェ」とリ「ンゴのオブジェ」があり、特にリンゴのオブジェは数種類の色の光でライトアップされキラキラ光るオブジェが見られるそうです(YouTubeで検索すると見られるようです)。

この道の駅にその二つのオブジェがあるのかというと、ここ七飯町(当時は七重村)

   五稜郭駅

 五稜郭駅は、函館市亀田本町にあるJR北海道並びに道南いさりび鉄道の2社が共同使用している駅で、JR北海道が管轄しています。

 以前はJR北海道のみが使用する駅でしたが、2016(平成28)年3月に北海道新幹線青森駅~新函館北斗駅間の開通に伴い函館本線の本駅~新函館北斗駅間が電化されました。

五稜郭駅 五稜郭駅

五稜郭駅 五稜郭駅

 そして江差線の本駅~木古内駅間がJR北海道から経営分離され「道南いさりび鉄道」に移管され線路名が道南いさりび鉄道線に変更され、本駅は2社による共同使用駅になりました。

五稜郭駅 五稜郭駅

五稜郭駅 五稜郭駅

 五稜郭駅は、1911(明治44)年に国有鉄道函館本線の駅として開業し旅客・荷物を取り扱い、その後貨物の取扱いも始まり一般駅となりました。

 1913(大正13)年に国有鉄道上磯軽便線として本駅から上磯駅間が開業し、後に「上磯線」に改称後「江差線」に再改称されました。

五稜郭駅 五稜郭駅

五稜郭駅 五稜郭駅

 1977(昭和52)年に駅舎が改築されました。

 1987(昭和62)年に国鉄分割民営化に伴いJR北海道・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅になりました。

五稜郭駅 五稜郭駅

五稜郭駅 五稜郭駅

 1988(昭和63)年に「海峡線(津軽海峡線;かいきょうせん)」開業に伴い函館本線の函館駅~本駅間と江差線の本駅~木古内駅間が殿下されました。

 駅名に「五稜郭」の名が入っているので「五稜郭に向かうのには本駅で降りればいい」と他に何にも考えずに行動したのですが、本駅から五稜郭までは北西に約2㎞ほどで函館バスで行くと約17分、徒歩だと私の足だと30~40分位でしょうか。

五稜郭駅 五稜郭駅

五稜郭駅 五稜郭駅

 帰宅してから調べてみると、五稜郭まで行く一番早い手段は、函館駅まで電車に乗り、駅前にある市電乗り場から路面電車に乗り「五稜郭公園前」で下車して歩いたほうが早いのだそうです。

五稜郭駅 五稜郭駅

五稜郭駅 五稜郭駅

 五稜郭タワー・五稜郭・五稜郭周辺の観光を終えて、岐路につき五稜郭駅に再び戻りました。

 その五稜郭駅で私は大チョンボをしでかしてしまいました。

五稜郭駅 五稜郭駅

五稜郭駅 五稜郭駅

 五稜郭駅は通常4番ホームと5番ホームに列車が発着しているのですが、4番ホームは函館方面行き列車が発着しています。

 そして、5番ホームは函館駅発の新函館北斗・札幌・上磯・木古内方面への列車が発着し、R北海道線もいさりび鉄道線も両方が発着しているホームなのです

※上磯駅(かみいそえき)・・・現在・北斗市飯生(いなり)2丁目にあり道南いさりび鉄道線の駅。同線の主要駅で、定期旅客列車の約半数が上磯駅を函館駅からの終着駅あるいは函館駅への始発駅としています。

五稜郭駅 五稜郭駅

五稜郭駅 五稜郭駅

 五稜郭駅に着きホームに降り立った私は、その直後ホームに入って来た列車をろくに確かめもせずにJR北海道の新函館北斗方面へ行く列車だと思い込んで乗ってしまいました。

 出発した後、内陸へ入って行かず海岸線を走っていることで、いさりび鉄道の列車に乗ってしまったことに初めて気づきました。

※ 2016(平成28)年当時の函館本線や道南いさりび鉄道線の各駅の様子(取材年:2017~2018年)は、『函館本線(函館駅~札幌駅)駅巡り』-新函館北斗駅-『道南いさりび鉄道駅巡り』-五稜郭駅-『函館本線(函館駅~札幌駅)駅巡り』-函館駅-等をご覧ください。

五稜郭駅 五稜郭駅

 もう後の祭りです、仕方なく次の「七重浜駅」で下車し五稜郭駅まで戻り、JR北海道線に乗り新函館北斗駅に遠回りをして着いたというわけです。

 七重浜駅におり時刻表を見ると、次の五稜郭駅行き列車まで1時間近く時間をつぶさなければならないことになってしましました。

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

※ かつて函館市の五稜郭駅から檜山郡江差町の江差駅までを結んでいたJR北海道の鉄道路線です。木古内駅~江差駅間は2014(平成26)年5月に廃止され、五稜郭駅~木古内駅間も2016(平成28)年3月に北海道新幹線開業に伴い第三セクター鉄道「道南いさりび鉄道」へ経営が移管されました。

※ 「道南いさりび鉄道株式会社」・・・道南いさりび鉄道株式会社は函館市に本社を置く第三セクター方式の鉄道事業者です。北海道新幹線青森駅~新函館北斗駅間の開業時に平行在来線としてJR北海道から経営分離された江差線五稜郭駅~木古内駅間を運営する鉄道事業者です。北海道の第三セクター鉄道による鉄道運行は、過去に「北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」(旧国鉄池北線:きゅうこくてつちほくせん)がありましたが、2006(平成20)年に解散しています。

   函 館 駅

 函館駅は函館市若松町にあり、私が「船見公園」や「金森赤レンガ倉庫」、「八幡坂」に代表される坂道など函館市街地の観光をするために向かった駅でした。

 函館駅は、1902(明治35)年に北海道鉄道の函館駅(初代)が開業しました。

函館駅 函館駅

函館駅 函館駅

 その後、1904(明治37)m年に2代目の函館駅が開業し、初代函館駅は「亀田駅」と改称されました。

 1907(明治40)年には鉄道国有法国有化)により帝国鉄道庁(国有鉄道)の駅になりました。

函館駅 函館駅

函館駅 函館駅

 1909(明治42)年に国有鉄道線路名称制定に伴い函館本線の駅になりました。

 1913(大正2)年に箱館大火で駅舎類焼、翌年駅舎改築。

 1938(昭和13)年に失火により駅舎全焼、1942(昭和17)年に4代目駅舎が落成しました。

函館駅 函館駅

函館駅 函館駅

 1949(昭和24)年に日本国有鉄道法施工に伴い日本国有鉄道(国鉄)に事業が継承されました。

 1987(昭和62)年に国鉄分割民営化によりJR北海道・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅になりました。

函館駅 函館駅

函館駅 函館駅

 1988(昭和63)年に青函トンネル開通に伴い青函連絡船が廃止になり、北海道と本州を結ぶ列車が本駅にも発着するようになりました。

 2000(平成12)年に着工した5代目駅舎が2003(平成15)年に使用開始されました。

函館駅 函館駅

函館駅 函館駅

 2016(平成28)年に北海道新幹線開業に伴い、五稜郭駅を経由して本駅に乗り入れていた江差線が道南いさりび鉄道線になりました。また、本駅から本州方面へ直通する定期旅客列車なくなりました。

函館駅 函館駅

函館駅 函館駅

 駅の構造としては、頭端式ホーム4面8線を有する地上駅です。

※ 頭端式ホーム・・・始発駅・終着駅・またはスイッチバック駅で、線路終端側にお客が移動する改札口や階段等があるプラットホームのこと。ホームの終端側に車止めがある。

函館駅 函館駅

函館駅 函館駅

 函館本線の単独駅でかつ起点駅ですが、五稜郭駅から分岐する道南いさりび鉄道線の列車が全て本駅発着で運転されているので、2路線の列車が利用できます。

 1~4番乗り場には、函館本線(七重・大沼公園・森・長万部方面)の普通列車及び道南いさりび鉄道線の普通列車(一部列車は5番線)の発着となっています。

※ 1・2番線はホーム延長が短く、電化されていない(かつて旧3・4番線の頃は電化されていましたが、新駅舎建設のため撤去されたした)。そのため函館本線・道南いさりび鉄道線の気動車普通列車のみ入線可能です。

函館駅 函館駅

函館駅 函館駅

 5・6番乗り場には、函館本線の五稜郭・七飯・新函館北斗方面への列車で「はこだてライナー」が発着しています。

 7・8番乗り場には、函館本線の長万部・東室蘭・苫小牧・札幌方面への列車で特急「北斗」主に7・8番線、臨時特急列車は4番線または8番線が発着しています。

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

※ 8番線は機回しができる構造となっています。

※ 函フリー百科事典ウィキペディ「五稜郭駅」・「函館駅」・「新函館北斗駅」・「道の駅 なないろななえ」・「江差線」・「道南いさりび鉄道」を参考にさせて頂きました。

 ご訪問頂きありがとうございました。

 

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