『オホーツク~知床の旅』-サロマ湖アッケシソウ群落地-

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サロマ湖アッケシソウ群落 こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

 今回は、「サロマ湖アッケシソウ群落地、他」(常呂郡佐呂間町を紹介します。

        (訪問日:2019年(令和元年)9月下旬)

 前回紹介しました「サロマ湖展望台」(佐呂間町)で何とか夕日を見ることができ、建物内の様子も見学した後、道端の駐車スペースに停めていた車に戻ると周囲はもうかなり薄暗くなっていました。

   道の駅 サロマ湖

 辺りが暗くなってくると今にもヒグマが林の中から姿を現しそうな雰囲気マックスでしたので、その日の車中泊場所に決めていた「道の駅 サロマ湖」(常呂郡佐呂間町字浪速121-3)へ早々に向かいました。

道の駅サロマ湖 道の駅サロマ湖

道の駅サロマ湖 道の駅サロマ湖

 道の駅サロマ湖は、サロマ湖展望台へ向かう途中でその前を通り過ぎてきましたので、国道238号線を約1㎞ほど戻った所にありましたのでほんの数分で到着しました。

道の駅サロマ湖 道の駅サロマ湖

道の駅サロマ湖 道の駅サロマ湖

 道の駅サロマ湖内には、「特産品販売コーナー」などの売店がありますので、飲み物や食べ物をそこで仕入れて車に戻りました。

道の駅サロマ湖 道の駅サロマ湖

道の駅サロマ湖 道の駅サロマ湖

 周囲は薄暗くなっていましたので、道の駅の建物や周囲の風景などを撮るのは明日の朝にすることにして、食事をとってから明日の見学に備えて早々に寝ることにしました。

道の駅サロマ湖 道の駅サロマ湖

※ 以下の動画の中には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 翌朝早朝に目を覚ました私は、洗顔等を済ませ道の駅周辺の様子を散策して回りました。

 午前6時前なので私同様に車中泊をしている車が数台と待っているくらいで、人影はほとんどなくゆっくりと好きなように画像を撮ることができました。

道の駅サロマ湖 道の駅サロマ湖

※ 以下の動画の中には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

道の駅サロマ湖 道の駅サロマ湖

 道の駅の裏手に回ると、広い牧場があり10頭近くの馬が朝日を浴びながらのんびりと草を食んでいました。

 私が柵の方へ近づいて行くと、「何か怪しい奴がやって来たぞ…」と思ったかどうか分かりませんが柵の間から首を出してこっちの方を窺っているかのようでした。

   サロマ湖アッケシソウ群落

 散策の跡軽く食事をとり、この日の最初の訪問地として「サロマ湖アッケシソウ群落地」へ行ってみることにしました。

 サロマ湖アッケシソウ群落は、「サンゴ草群生地(鶴沼原生花園)」とも呼ばれているそうで、サロマ湖西端の南寄りに「鶴沼」という沼があって、その沼の北側に鍵のようにサロマ湖に突き出た所(サンゴ岬とも呼ばれています)にありました。

サロマ湖アッケシソウ群落 サロマ湖アッケシソウ群落

サロマ湖アッケシソウ群落 サロマ湖アッケシソウ群落

 昨日立ち寄ったサロマ湖展望台からの夕日が美しいというビューポイントと紹介されていましたので、間に合うかどうか微妙な時刻ではありましたが、「ここまで来ていて見られたらラッキー!」とダメもとで向かったのでした。

 そのため、アッケシソウ群落地に行くには車中泊場所「道の駅サロマ湖」から国道238号線を西へ紋別市方面に約30㎞ほど戻らないとなりませんでした。

アッケシソウ群落地 アッケシソウ群落地

アッケシソウ群落地 アッケシソウ群落地

 尚、網走市にある能取湖(のとろこ)の南岸辺りにも「サンゴ草群落地」がありますので、そこと間違え易いかもしれません。

※ 能取湖サンゴ草群落地・・・日本一のサンゴ草群落地、木製の遊歩道が設置されていて一面に広がるサンゴ草の中ほどまで歩いて行けるそうです。(網走市卯原内60−3、開園機関:8月中旬~10月中旬、無料)

 サンゴ草とも呼ばれますが正式にはアッケシソウで昭和32年に北海道指定の天然記念物に指定されたそうです。

アッケシソウ群落地 アッケシソウ群落地

アッケシソウ群落地 アッケシソウ群落地

 毎年9月中旬頃になるとアッケシソウが真っ赤に染まり、まるで赤い絨毯を敷き詰めたような景観となります。

※ アッケシソウ・・・茎は濃緑色で高さ10~35㎝、円柱形で節を造り、節から枝が対になって出ている。塩性湿地に生育する塩性植物です。秋になると、茎及び枝の濃緑色が赤紫色へ紅葉する姿からサンゴソウ、ヤチサンゴとも呼ばれています。

 湖畔に10台位停められそうな駐車スペースに車を停め、ここにもあった「ヒグマ 出没注意!!」の看板を横目に見ながら小さな吊り橋がある方へ向かいました。

※ 以下の動画の中には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

   今ではあまり見られなくなった吊り橋を渡っていくとそこが鶴沼で、約2万㎡の広さにアッケシソウの群落が広がっているそうです。

   私は9月の下旬に訪問したのですが、まだまだこれからという時期だったのか…? 今年は不作…? な年なのか…? 

※ 以下の動画の中には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 「一面真っ赤な絨毯」のような風景を期待しながら歩いていましたが、部分的に薄ピンク色になっている所があちらこちらに斑に見えていました。

 「真っ赤な絨毯」とまではいきませんでしたが、子どものころ遠足に行った際にお弁当を食べるために友達同士で広げて座った敷物程度には広がっていたような印象でした。

 自然が見せてくれる天然の風景ですから「常に期待通りにとはいきません」のでそういうことも多々あります。

 そして私は、次に訪問を予定していた「キムアネップ岬(佐呂間町)」に向かって車を走らせました。

※ 文化庁サイト「文化遺産オンライン『佐呂間湖畔鶴沼のアッケシソウ群落』」、湧別町サイト「サンゴ草群生地(鶴沼原生花園)」、オンライントラベル株式会社サイト北海道ラボ「海辺で紅葉するサンゴ草!真っ赤に染まるオホーツクの秋を見に行こう」、ウィキペディアフリー百科事典「アッケシソウ」を参考にさせて頂きました。

 ご訪問頂きありがとうございました。

 

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