『令和4年3月で廃止の駅巡り』-旧石谷駅、旧本石倉駅-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
JR北海道は2022年3月で廃止する駅として、7駅(全て無人駅)を発表しました。
その内訳は、函館本線では池田園駅(いけだえんえき)、流山温泉駅(ながれやまおんせんえき)、銚子口駅(ちょうしぐちえき)、石谷駅(いしやえき)、本石倉駅(ほんいしくらえき)の5駅、宗谷本線では歌内駅(うたないえき)、花咲線では糸井沢駅(いといざわえき)の7駅です。
そこで、今回から数回に分けてそれぞれの駅の様子を紹介したいと思いますのでよろしくお願い致します。
初回は、函館本線の旧石谷駅、旧本石倉駅の2駅です。
(訪問日:2022年(令和4)5月中旬)
旧石谷駅
石谷駅(茅部郡森町本茅部町)は、1930年(昭和5年)に国有鉄道函館本線の「石谷信号場」として設置されました。
以下、本駅の歴史を紹介します。
・1931年(昭和6年)旅客の取り扱いを開始しました。
・1946年(昭和21年)駅に昇格し、石谷駅となり荷物・貨物の扱いも開始されました。
※ 以下の動画には機械音や風切音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に留意してください。
・1949年(昭和24年)日本国有鉄道法が施行され「日本国有鉄道(国鉄)」に継承されました。
・1960年(昭和35年)貨物扱いが廃止されました。
・1971年(昭和46年)桂川信号場~本駅間が複線化されました。
・1974年(昭和49年)本駅~本石倉仮乗降場(旧本石倉駅)間が複線化されました。
・1984年(昭和59年)荷物扱いが廃止されました。
・1986年(昭和61年)無人化されました。
・1987年(昭和62年)国鉄分割民営化に伴い、JR北海道の駅になりました。
・2021年(令和3年)2022年春実施予定のダイヤ改正で廃止を検討している旨の報道がされました。
※ 以下の動画には機械音や風切音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に留意してください。
・2022年(令和4年)利用者減少とダイヤ改正に伴い旅客扱いを廃止し「石谷信号場」になりました。
旅客駅当時は、無人駅で2つのホーム間を構内踏切で連絡していました。
現在は3線をもつ信号場です。
旧本石倉駅
本石倉駅(茅部郡森町石倉町)は、1944年(昭和19年)に国有鉄道函館本線の「本石倉信号場」として開業しました。
※ 以下の動画には機械音や風切音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に留意してください。
以下、本駅の歴史を紹介します。
・1948年(昭和23年)本石倉仮乗降場となり旅客扱いを開始しました。
・1949年(昭和24年)日本国有鉄道法が施行され「日本国有鉄道(国鉄)」に継承されました。
※ 以下の動画には機械音や風切音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に留意してください。
・1964年(昭和39年)旅客扱いが廃止され、再び本石倉信号場になりました。
・1973年(昭和48年)旅客扱いが再開され、再度本石倉仮乗降場(局設定)を兼ね、同時に本仮乗降場~石倉駅間が複線化されました。
・1974年(昭和49年)石谷駅~本仮乗降場間が複線化されました。
・1987年(昭和62年)国鉄分割民営化に伴い、JR北海道の駅になりました。
・2021年(令和3年)2022年春実施予定のダイヤ改正で廃止を検討している旨の報道がされました。
・2022年(令和4年)利用者減少とダイヤ改正に伴い、廃止になりました。
※ 以下の動画には機械音や風切音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に留意してください。
営業時は相対式ホーム2面2線を有する地上駅(無人駅)で、鉄筋にコンクリートパネルを敷き詰めた簡単なホームとなっていました。
駅舎はなく、ホームの上に待合所が設置されていました。
※ 以下の動画には機械音や風切音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に留意してください。
※ ウィキペディア・フリー百科事典「石谷駅」、「本石倉駅」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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