『北海道開拓の村』-旧開拓使工業局庁舎-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「旧開拓使工業局庁舎(きゅうかいたくしこうぎょうきょくちょうしゃ)」を紹介します。
(訪問日:2018年(平成30年)6月上旬)
前回紹介しました「旧札幌警察署南一条巡査派出所 」を後にして、その隣りにある「旧開拓使工業局庁舎」へ向かいました。
旧開拓使工業局庁舎は、明治初期の北海道開拓を進めて行った開拓使工業局の庁舎として札幌市街の中心部に建設され
『 旧開拓使工業局庁舎 (説明板より)
明治6年(1873)に設置された開拓使工業局は、道路・橋梁・官庁・学校等の建設をはじめ、家材・機械・農具・車両などの製造事業を行ない、本堂開拓の発展に大きな業績を残した。
この建物は明治初期の洋風事務所建築の特徴を示し、開拓使関係庁舎として唯一のものである。 』
その後、昭和54(1979)年に北海道開拓の村に移築されました。
工業局ではアメリカから輸入した建築雛型書を参照しながら洋風建築を学び習得して行きました。
この建物では、通り抜けの玄関ホール兼階段室をもつ平面構造、屋根の棟飾り、ポーチの破風飾り、軒下の持送りなどを参照しています。
本庁舎は、明治初期の北海道開拓を支えた工業局工作場の唯一現存する遺構で歴史的に高い価値が認められていて、国指定重要文化財となっています。
※ フリー百科事典ウィキペディア「北海道開拓の村」、文化庁サイト「文化庁文化遺産オンライン 旧開拓使使工業局庁舎」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
旧札幌警察署南一条巡査派出所 ⇦⇦⇦ 今 回 ⇨⇨⇨ 次 回(準備中)
※青字部分をクリックすると、そのページが表示されます。
※これまで掲載した記事をご覧いただくには、「ホーム」ページの「インデックス」をご利用ください。