『北海道のダム』-江丹別ダム-

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江丹別ダム  こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

   今回は、「 江丹別ダム(えたんべつだむ)」(旭川市丹別町字富原)を紹介します。

                           (訪問日:2020年(令和2年)9月下旬)

 江丹別ダムは、石狩川水系江丹別川(いしかりがわすいけいえたんべつがわ)に造られた灌漑用水を目的に造られたアースフィルダムです。

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江丹別ダム 江丹別ダム

 ダム堤の高さが17.4m、堤頂長は220m、総貯水容量は98.1万㎥です。

   着手年は1965年(昭和40年)、竣工年は1974年(昭和49年)です。

江丹別ダム 江丹別ダム

江丹別ダム 江丹別ダム

 私は旭川市の隣り町「鷹栖町」から本ダムへ向かいましたので、道道72号線を北上し旭川市北部に位置する中央地区から市道に入り富原地区を経て進んで行くと本ダムに着きました。

江丹別ダム 江丹別ダム

江丹別ダム 江丹別ダム

 ダム下には立派な竣工記念碑があり、その奥に本ダム堤体がありました。

 堤体を正面に見て、左側にはダム洪水吐導流部から来ている水路が江丹別川に繋がっていましたが、その周辺には柵が巡らされていて「立入禁止」の看板もありました。

江丹別ダム 江丹別ダム

江丹別ダム 江丹別ダム

 江丹別ダムは洪水調節容量を持たない利水ダムですが、治水協定により台風等の襲来に備え事前放流を行う予備放流容量が配分されました。

※ 治水協定・・・令和元年の東日本台風(台風19号)など近年の水害の激甚化を踏まえて、国が「既存ダムの洪水調節機能の強化に向けた基本方針」(令和元年12月12日 既存ダムの洪水調節機能強化に向けた検討会議)を策定しました。その内容として、緊急時に治水ダムのみならず利水ダム(電力、農業用水等)も含むすべてのダムにおいて「事前放流」を行い、洪水調節に最大限活用する方針が示されました。

江丹別ダム 江丹別ダム

江丹別ダム 江丹別ダム

※ 予備放流容量・・・ダムで洪水調節の必要があると想定される場合に、平常時は利水容量となっている水を前もって放流し洪水調節容量(治水容量)を確保することを「予備放流」といいます。 この放流により確保する容量を「予備放流容量」といい、ダム計画における治水容量に含まれます。

江丹別ダム 江丹別ダム

江丹別ダム 江丹別ダム

※ 以下の動画には風切音や機械音等の雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。

※ 一般財団法人日本ダム協会サイト「ダム便覧『江丹別ダム』」を参考にさせて頂きました。

江丹別ダム 江丹別ダム

 江丹別ダム

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 ご訪問頂きありがとうございました。

 

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