『令和3年春の廃止駅巡り』-旧生野駅・旧南斜里駅-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「旧生野駅(きゅういくのえき)」(紋別郡遠軽町生田原豊原)と「旧南斜里駅(きゅうみなみしゃりえき)」(斜里郡斜里町字川上)を紹介します。
(訪問日:2021年(令和3年)7月中旬)
旧生野駅
生野駅は、1946年(昭和21年)に運輸省「石北線」の生野仮乗降場(局設定)として設置されました。
※1946年に北見保線区生野線路班の保線官舎(職員住宅)があった地点(豊原57号、廃止時点よりおよそ1㎞生田原寄り)に乗降場が設けられたことに由来しています。
以下、本駅の歴史を簡単に紹介します。
・1949年(昭和24年)日本国有鉄道(国鉄)に移管されました。
・1961年(昭和36年)路線名が「石北本線」に改称されました。
・1973年(昭和48年)現在地(豊原54号)に移設されました。
※保線官舎がなくなり豊原地区住民から「地区の中心に移してほしい」との要望により。
・1987年(昭和62年)国鉄分割民営化に伴い、JR北海道に継承され、同時に駅に昇格しました。
・2007年(平成19年)頃に待合室が撤去されました。
・2021年(令和3年)3月に利用者減少により廃駅になりました。
※ 以下の動画には風切音や機械音等の雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
単式ホーム1面1線をもつ地上駅で、以前にホーム横に黄色い廃バスが待合室として設置されていましたが、2007年頃に撤去されました。
※ 以下の動画には風切音や機械音等の雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
旧南斜里駅
南斜里駅は、1962年(昭和37年)日本国有鉄道(国鉄)「釧網本線」の駅(気動車の旅客のみ取扱い、無人駅)として開業しました。
※ 以下の動画には風切音や機械音等の雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
以下、本駅の歴史を簡単に紹介します。
・1987年(昭和62年)国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅になりました。
・12019年(平成31年・令和元年)JR北海道が斜里町に「本駅の廃止」、「町が年間維持管理費約200万円を負担した上で存続」の2点で打診があり、その後に斜里町が「本駅の廃止」を容認しました。
※ 以下の動画には風切音や機械音等の雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
・2021年(令和3年)利用者減少のためダイヤ改正の伴い廃止されました。
単式ホーム1面1線をもつ地上駅(無人駅)でした。
※ 以下の動画には風切音や機械音等の雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
↑ 田畑の向こうに見えていた斜里岳は、残念ながら厚い雲の中に隠れていました。
※ 以下の動画には風切音や機械音等の雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
※ ウィキペディアフリー百科事典「生野駅」、「南斜里駅」を参考にさせて頂きました。
尚、この「令和3年春の廃止駅巡り」シリーズは今回をもちまして終了いたします、ありがとうございました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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