『道北の旅Ⅱ』-カランナイ岬~桃台猫台-

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桃台猫台から こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

 今回は、礼文島最南端の地にある「カランナイ岬~桃台猫台」の様子を紹介します。

        (訪問日:2019年(令和元年)7月下旬)

 前回では礼文島南部方面へ向かい知床地区にある「北のカナリアパーク」、その後近くの知床口から「桃岩展望台コース(桃岩遊歩道)」へ入って行きました。

 「元地灯台(もとちとうだい)」から「キンバイの谷」辺りまで行った所でタイムリミットになってしまい(レンタル自転車の返却時間や利尻島までの帰りのフェリー出航の時刻もあって)、桃岩展望台までは行かずに引き返してきました。

礼文島観光案内図    礼文島観光案内図

 「明日、桃台猫台へ行く途中で桃岩はずっと間近で見られると思うし、時間に余裕があったら桃岩展望台にも立ち寄ってもいいかな?!」と思って諦めました。

 ただ知床地区という礼文島の南部に来ていたので、フェリーターミナルに戻る前に礼文島最南端の地「カランナイ岬」に寄って行く予定は諦めませんでした。

カランナイ岬 カランナイ岬

 道道40号線の南の終着点で、夕日のビューポイントでもあるようです。

 舗装道路が切れるとその先は林道のような道が続いていて、さらにその先を覗うと登山道のような道…、ただの踏み跡のような筋…が見えていました。

 さらに先の方へ行けるような…?無理なような…?草が繁っていたのでハッキリ分かりませんでしたが…。

カランナイ岬 カランナイ岬

 時間もないので画像と動画をささっと撮って、後はレンタル屋さんまで一目散に戻りました。

 ところがその途中で、ちょっとしたアクシデントが起きていたことに気がつきました。

 何やら足元の方からパタンパタンというようなこれまでとは違った感覚が伝わって来るようになり、「どうしたことか…?」と自転車を停めて足元辺りを見たところ、両方の靴の靴底が踵から土踏まず辺りまでの約半分ほどが剥がれてしまっていました。

カランナイ岬 カランナイ岬

 試しに自転車を降りて歩いてみると、つま先の方はまだ靴本体に付いているので剥がれている踵の方だけが足を上げると靴底から離れ足を運ぶごとにパタンパタンと靴底が上下に動くわけです。

 この靴を履き始めてから3年くらいは立っているかな…?でも、一応ナ〇キ製のシューズなので耐久性はあるんでないかと…(これは夏用の靴で、冬の間は雪道用の滑りにくい「スノトレ」と呼んでいる靴を履きます)。

カランナイ岬 カランナイ岬

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 考えるに、靴底と靴本体との間の粘着力が弱っていた所に自転車をこいだ時にペダルによって靴底に大きな力が連続してかかり耐え切れずに剝がれてしまったのではないかと推測した次第です。

 それにしてもこのままでは歩くたびにペタンペタンと変な感じで、「いつ全部剥がれて靴底のない「足袋」状態になるとも知れない」と思いました。

桃台猫台 桃台猫台

 後ろを歩いている他人が見て「あの人の歩き方? 靴? 何か変…!」と思われないとも限りません。

 利尻島に来てまで靴を買う羽目になるとは夢にも思いませんでしたし、旅先での突然の予期せぬ出費は痛かったのですが、このままでは自分でも「歩く感じが何か変?!」と思ってしまうので止む無く靴を新調することにしました。

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

 「もしもこれと同じことが利尻山登山中に起きていたら…」と思われた優しい方もいらっしゃるかもしれませんが…。

 「ご心配なく!」、登山には登山用の靴に履き替えていますし、登山用の靴の点検は毎回登山前や登山後に確認していますから。

桃台猫台から 桃台猫台

 柵の下の方の海岸に建っている赤い屋根の建物がユースホステル「桃岩荘」です。

 礼文島に靴屋さんがあるかどうかは分かりませんし、車もないので島中を探し回る訳にもいきません。

 利尻島にはここ数日滞在して少しは街の様子も分かっていましたので、利尻島に戻って靴を購入しようと思い、しばらくの間パタンパタン靴を履いたままフェリーに乗って利尻島の駐車場に停めてある愛車の元へ帰りました。

桃台猫台 桃台猫台

 山の斜面から少し離れた所、駐車場に停まっているバスの後ろ辺りにある大きな岩の塊が「桃岩」です(画像左)。

 島に渡って以来利用させてもらっているコンビニストアーの隣りにホームセンターのような店がありましたので、そこで購入することができました(めでたし、めでたし~)。

 一日中自転車をこいで周り汗を流しましたので、その夜も「利尻富士温泉」に浸かって汗と疲れを流させてもらいました。

桃台猫台 桃台猫台

 その温泉まで行くと北麓野営場もまた近いので、駐車場の定位置で(前の日の場所がたまたま空いていたので)また車中泊させて頂きました。

 次の日も香深港行きのフェリーに乗り二日目の礼文島観光に行きましたが、幸いなことにこの日は原付バイクを借りることができたので効率的に見て回ることができました。

桃台猫台 桃台猫台

 もしもこの日も自転車もしくは路線バスなどでの観光地巡りとなっていたら、「もう一日島での滞在を延長しないといけないか…」とも思っていました。

 二日目の観光地は、まず昨日の続きで礼文島南部に行き「桃台猫台」から始め主な観光地を見て歩き、その後は礼文島を北上して行き金田ノ岬から澄海岬などを周る計画でいました。

猫岩 猫岩

 「桃台猫台」は元町地区にある展望台で、崖の下にある駐車場から階段を上り標高50mほどの高台の上にあります。

 地下のマグマが地表部を押し上げ冷やされながら球状の岩になったという高さ250mほどの大きな岩・その名の通り「桃」の形に似ているような「桃岩」の姿が良く見えます。

猫岩 猫岩

 さらに海岸の方に目をやると、両耳を立て背中を丸めて海を見ている「猫」のような形をした「猫岩」もよく見えます。

 この展望台から南に300mほど下った眼下に赤い屋根の建物が見えますが、それが「歌と踊りのミーティング」で有名なユースホステル「桃岩荘」で日本唯一とのことです。

猫岩 猫岩

 私は歌と踊りのどちらも大へん苦手ですし、60歳を超えたおじさんが若い人達と一緒になって歌って踊っている姿を想像すると、「間違っても桃岩荘には泊まれないな~!」と思ってしまいました。

猫岩 猫岩

猫岩 猫岩

※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量に十分ご注意ください。

※ 利尻島観光ポータルサイト「りしぷらRISHIRI PLUS 『利尻島』」・「りしぷらRISHIRI PLUS「利尻富士町サイト 『礼文島』」、礼文町ホームページ「桃岩展望台コース」他、プレスマンユニオンサイト「北海道STYLE  桃台猫台」、礼文島自然歩道共同管理体制構築検討会サイト「桃岩展望台コース」を参考にさせて頂きました。

 ご訪問頂きありがとうございました。

 

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