『道東の旅Ⅲ』-男鹿の滝-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「男鹿の滝」(斜里郡清里町(しゃりぐんきよさとちょう))を紹介します。
(訪問日:2019年(令和元年)9月下旬)
前回で紹介しました「神の子池」を後にして、次の目的地「男鹿の滝」へ向かうために道道1115号線をさらに北上して行きました。
降ってきそうだった空模様でしたが、神の子池からの出口辺りに差しかかった時にとうとうポツンポツンと雨が落ち始めていました。
雨は緑ダムへ向かう途中から本降りとなり、「この雨ではダム何て見てられないんじゅやないか…?、現地にに行ってみないと分かんないけれど…」と思いながら向かいました。
緑ダムは「北海道のダム」シリーズで紹介しましたように、現地に着くと幸いなことに雨は止んでいましたので無事に画像など撮ることができました。
ダムへ向かう途中の標識に「⇧12㎞ 男鹿の滝(おじかのたき)」や「⇧10㎞ 江鳶山(えとんびやま)」と一緒に表示されていたので、「ダムからの帰りに男鹿の滝にも行ってみよう!」と考えていました。
「男鹿の滝」は、清里町緑町から約20km、斜里岳の南側、斜里川林道の奥に樹木がうっそうと繁る中の斜里川上流五ノ沢に高さ25mの滝です。
『 男鹿の滝の紹介 (説明板より)
レクリエーションの森(風景林)として、うっそうと生い茂る大自然の中に奇岩の間より20数メートルに及ぶ冷気漂う清流の瀑布は素晴らしく、あわせて滝に到達する道路の隣沿いは独特のせいじゃくさがあり、大自然の景観も格別である。
【位置 国有林 1083林班】【風景林区域 24.62ha】【男鹿の滝遊歩道 全長約 400m】 』
「滝」というと、川の水が段差で落ちてできるイメージが一般的だと思いますが、この男鹿の滝は上流に川のない不思議な滝です。
上流に川のない滝としては、知床八景の一つ「フレペの滝」や広尾町の「フンベの滝」などもあります。
滝への入口、駐車スペースに着いた頃には雨はだいぶん小降りになってはいましたが小雨状態でした。
空には黒い雲がまだ広がっていて辺りは薄暗く、おまけに大きな「熊出没注意」の看板まで立てかけてありました。
※ 以下の動画には滝の音が大きく入っていますので、視聴に際して音量に十分ご注意下さい。
「こんな山奥に一人…、小雨が降っていて薄暗く…、滑り易そうな濡れた山道と草木が繁っているその奥へどれくらい歩いて行かなければいけないの…」「何か気が乗らないな…、止めておこうかな…」そんな思いが浮かんでは消えていきます。
しばらく考えあぐねた後、「えいっ、ここまで来たんだから行っちまおう!…」とカラ元気三分の一くらいでしたが行くことにしました。
※ 以下の動画には滝の音が大きく入っていますので、視聴に際して音量に十分ご注意下さい。
15分くらいでしたか、そんなに長くは歩かないうちに繁った草木の間から水の流れ落ちる白い帯が見え、流れ落ちる音が聞こえ始めました。
滝の下辺りに着いて結構な量の水が流れ落ちる滝の姿を眺めているうちに小雨も止んで、空を見上げると雲の合間に青空も覗くようになりました。
※ 以下の動画には滝の音が大きく入っていますので、視聴に際して音量に十分ご注意下さい。
周囲も明るくなり始めて気を良くした私は、入口で躊躇したこともどっかへ行ってしまいゆっくりと水の流れを眺めていました。
※ 清里町ホームページ「男鹿の滝」、きよさと観光協会サイト「男鹿の滝」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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