『登山日記・いぶりの山々』-徳舜瞥山6合目-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「徳舜瞥山・6合目」までの様子を紹介します。
訪問日:2020年(令和2年)9月下旬)
前回でも触れましたが、この徳舜瞥山は嬉しいことに登山口がもう5合目なんです、何かすごく得した気分になります。
登山愛好家の端くれとしてこんなことを言ってはいけないのかもしれませんが、私こういう山がやっぱり大好きで大歓迎! こういう山がもっとあればいいな~~と思います。
だから旭岳は途中5合目までロープウェイで行けてしまうし、黒岳はロープウェイで5 合目まで上りさらにリフトで7合目まで行けてしまう、何て夢のような山なのでしょう!!
そのどちらとも登山するようになって早々に登ってしまいました。
実を言いますと、それと同じような動機で今年富良野市にある富良野西岳登山を初夏に計画したんです。
富良野西岳も途中の山頂駅までロープウェイ(山麓駅~山頂駅間:2,330m)で行けて、山頂駅から西岳山頂迄の標高差は1,331mなんです。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際して音量にご注意ください。
内心はウキウキ気分で富良野ロープウェイ山麓駅に向かったのですが、着いてみると新型コロナウイルス禍のせいなのでしょうか? ロープウェイは運休しているらしくいくら様子を見ていても止まったままで1ミクロンも動いてくれません。
仕方なく私は、気を取り直してロープウェイ山頂駅までの作業用道路などを(スマホのGPSアプリも)利用して自前の足を使って何とか無事に登頂することができました。
私の登山に対する姿勢の悪さが招いた天罰なのでしょうか…。
その時の登山の様子は、後日シリーズを改めまして紹介したいと思っていますので宜しくお願いいたします。
さて、また前置きが長くなってしまいすいません、徳舜瞥山6合目の話に戻りたいと思います。
6合目に近づくと水が流れる音が聞こえてきました、小川があるのです、初めての渡渉(大袈裟ですが…)でした
水場があるのです、ちょっとした斜面から直径5㎝メートル位のビニルパイプが顔を出していて、そこからジャージャーと水が流れ出ているのです。
さらに親切にも「お飲みになるならどうぞ!」と金属製のカップが傍に置いてありました。
私は「山での沢水や湧き水は煮沸してから飲むもの」と思っていましたから、その時もカップでそのまま汲んで飲もうとは思いませんでした。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際して音量にご注意ください。
というのも北海道では「エキノコックス症」の心配があるからで、職場の定期健康診断の際のオプションで観戦していないか検査を受けたことがあります。
※ エキノコックス症とは・・・エキノコックスと呼ばれる寄生虫の卵がヒトの口から体内に入り、幼虫となって肝臓などに寄生し、主に肝機能障害(まれに肺や脾臓、脳などに定着しガンのように増殖し機能障害)などを引き起こす病気です。エキノコックスの幼虫の発育は非常に遅く、自覚症状が現れるまで数年から10数年かかると言われています。現在では血液検査などで早期に発見でき、手術によって直すことができます。
ヒトの体内にエキノコックスの卵が入るのは、エキノコックスが寄生したキツネやそのフンに直接触ったり、フンで汚染された山菜を生で食べたり、沢水・わき水を飲んだりした場合が考えられ、ヒトからヒトへ感染することはありません。
放し飼いにした犬もキタキツネや野ネズミ等のフンを口にすることで同様に感染源になり得ます。
水場の他にもベンチが置いてあって「さあ、ゆっくり休憩してください」と言っているような空間の6合目でした。
もちろん私もベンチに腰掛けさせてもらい5合目から登って来てたまりにたまった?(冗談です!まだ登り始めたばかりですので…)疲れを癒させてもらいました。
でも、この6合目を過ぎるとやや勾配がきつくなり、岩場を乗り越えたり、木の根がひしめく道を歩いたりを繰り返すことになりますので、6合目でゆっくり休むのは大切なように思いました。
※ 以下の動画には風切音や機械音などの雑音が入っていますので、視聴に際して音量にご注意ください。
※ ウィキペディアフリー百科事典「 徳舜瞥山」、『胆振総合振興局サイト「登ろういぶりの山―山のぼり町巡りガイド」』、札幌市保健福祉局保健所サイト「エキノコックス症」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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