『旅・徒然に』-名山台展望公園-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「名山台展望公園(めいざんだいてんぼうこうえん)」(天塩郡幌延町下沼)を紹介します。
(訪問日:2020年(令和2年)7月中旬)
海上にぽっかりと浮かんでいる「白く雪化粧した利尻山」の姿が大好きで、私は毎年のように春になると利尻山の雪が解けないうちに稚内方面へ向かいます。
年が明けて令和2年の冬は例年になく雪が少なく、春先の雪解けも早く進んでしまったので雪をまとった利尻山の姿を見に行く機会を逃してしまいました。
↑ 国道40号線を名山台展望公園へ向かう途中で見えてきたサロベツ原野、オトンルイ風力発電所、そしてオトンルイ風力発電所のバックには利尻山
その際大概は海岸沿いを走っている道道106号線を通って向かうのですが、時には春の幌延ビジターセンター隣りの長沼周辺に群生する「ミズバショウ」などの湿原に咲く花を見ようと内陸を走る「国道40号線」を通ることもあります。
↑ さらに国道40号線を走っていると、サロベツ原野の向こうに利尻山がずっと見えていて楽しいです
昨年(令和2年)その国道40号線を走っていて、 JR宗谷本線の「下沼駅」近くにある「名山台展望公園」が目に留まりましたので寄ってみることにしました。
※ 名山台展望公園・・・豊富町から旭川へ約10㎞行った幌延町の国道40号線沿いにあります。サロベツ国立公園の湖沼の素晴らしい景観を一望することができる景勝地です。
国道に沿うような形で横長の広い駐車場があり、その展望台は駐車場の端にある階段を上って行った小高い丘の上にありますので、下の道路などからは樹木の陰に隠れていて見えません。
階段を上り標高50mほどの丘の頂上に展望台があり、そこには大きな岩に歌・「天塩川」(時雨音羽(しぐれおとわ)作詞、八洲秀章(やしまひであき)作曲、歌手は「都はるみ」さん)の歌詞が刻まれた石碑がありました。
歌・天塩川の作詞をした時雨音羽氏は「名山台」の名付け親でもあるそうです。
夏場は樹木が繁っているため眺望はあまりよくありませんが、葉が落ちている初冬から春先にかけての時期はサロベツ原野やパンケ・ペンケ沼、さらに遠くの利尻山なども見えるのではないかと思いました(展望台への入り口辺りには樹木がないので、その奥よりは眺望は利きました)。
※ サロベツ原野・・・渡り鳥の飛来地として有名で幌延町と豊富町の海岸線沿いに広がる湿原で、東西8㎞・南北27㎞で面積216平方㎞に及び、2005年(平成17年)にラムサール条約に登録されました。ペンケ沼、パンケ沼が点在する下サロベツ原野は利尻礼文サロベツ国立公園の特別保護地区に指定されています。
※ 以下の動画には風切音や機械音等の雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
※ 以下の動画には風切音や機械音等の雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご注意ください。
※ ウィキペディアフリー百科事典「サロベツ原野」、「幌延ビジターセンター 」、「利尻礼文サロベツ国立公園」、「時雨音羽」、「八洲秀章」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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