『令和3年春の廃止駅巡り』-旧徳満駅(宗谷本線;豊富町)-
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2021年(令和3年)春のダイヤ改正に伴い、宗谷本線12駅、石北本線4駅、釧網本線1駅、函館本線1駅の計18駅が廃止になりました。
※ 宗谷本線12駅・・・南比布駅、北比布駅(比布町)、東六線駅、北剣淵駅(剣淵町)、下士別駅(士別市)、北星駅(名寄市)、南美深駅、紋穂内駅、豊清水駅(美深町)、安牛駅、上幌延駅(幌延町)、徳満駅(豊富町)
石北本線4駅・・・北日ノ出駅(旭川市)、将軍山駅(当麻町)、東雲駅(上川町)、生野駅(遠軽町)
函館本線 1駅・・・伊納駅(旭川市)
釧網本線1駅・・・南斜里駅(斜里町)
そこで、今回から「令和3年春の廃止駅巡り」シリーズとして数回に分けて紹介していきます。
その初回の今回は、「旧徳満駅(宗谷本線;豊富町)」を紹介します。
(訪問日:2021年(令和3年)6月上旬)
宗谷本線というと同じ路線にある「抜海駅(ばっかいえき)」の存廃問題についての報道がテレビなどで度々取り上げられ、私はその推移に注目して見ていました。
「地元食材で作られた抜海弁当」、「宗谷北線もりあげ隊」、地元有志団体による寄付金集めや署名活動など駅の存続を願う諸活動により、稚内市は2021年度の駅の維持管理費を計上しましたが、2022年度以降については継続協議としています。
2020年12月9日にJR北海道が発表した「来春のダイヤ見直しについて」の中で、『2021年度より自治体による維持管理に移行する駅(18駅)』に抜海駅が含まれていましたので、稚内市の負担により存続すると思ってもいいのでしょうか?…(その通りなら嬉しいのですが)。
ともあれ今回紹介する「徳満駅」は、同じ発表の中に書かれていました「駅の廃止(18駅)」に含まれていて「ご利用の少ない駅」ということで廃駅となりました。
徳満駅は、1926年(大正15年)に鉄道省天塩線(てしおせん)の一般駅として開業しました。
その後、1930年(昭和5年)に天塩線が宗谷本線に編入され同線の駅になりました。
1984年(昭和59年)には荷物取扱いが廃止、CTC導入により無人駅になりました。
2021年(令和3年)3月に利用者減少により廃止されました。
営業当時は単式ホーム1面1線をもつ地上駅で、2000年(平成12年)に開業時からの駅舎が撤去され、その後プレハブ建築の待合室と簡易トイレが置かれました。
※ ウィキペディアフリー百科事典「徳満駅」、「抜海駅」、「来春のダイヤ見直しについて」(2020年12月9日、JR北海道の発表)を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
今 回 ⇨⇨⇨ 旧上幌延駅(宗谷本線:幌延町)
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