『道南の旅』-鴎島灯台-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「鴎島灯台(かもめじまとうだい)」を紹介します。
(訪問日:2019年(令和元年)7月下旬)
前回紹介しました千畳敷(せんじょうじき)を後にして、次に「鴎島灯台」へ行くことにしました。
※ 以下の動画には風切音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご留意ください。
北前船が西国と蝦夷地を行き来していた時代、天然の防波堤・鴎島があることで江差は天然の良港として賑わっていました。
その船の安全を見守っていたのが航路標識としての「鴎島灯台」でした。
初点灯は明治22年(1889年)で昭和26年(1951年)に改築されました。
地上からの高さは12m、海面からの高さは36m、光達距離は17海里(1海里=1852m)です。
灯質は、「群閃白光 毎13秒に 3閃光」(群閃光;きまった間隔をおいて、ピカッ・ピカッと2回以上光るもの、この灯台の場合「1周期を13秒としてその間にピカッ、ピカッ、ピカッと3回連続して光る」を繰り返すこと)です。
※ 灯質とは、灯台が発する灯光の色と光り方(リズム)のこと
『 鴎島灯台(かもめしまとうだい) (説明板より)
★灯台とは?
〇船が自船の位置や船の進む方向を変える場所を確認するために、昼は建物の色や形、夜は光の色やリズムで知らせる施設です。
★鷗島灯台の歴史
〇江戸時代には、灯台の原形である灯明台が建てられていました。
〇1889年(明治22年)に木造の灯台に建て替えられ、1951年(昭和26年)に現在の鉄筋コンクリート造灯台に建て替えられました。
〇檜山支庁管内では1番早く作られた灯台です。
★鷗島灯台の光はどこまで届くの?
〇光の明るさは、60Wの電球約4000個分(240000カンデラ)あります。
〇光は、約3キロメートル先の海上まで届きます。
★施設利用に際してのお願い
みなさんが安全に楽しめるよう次のことを守りましょう。
〇階段ののぼり・おりは、けがをしないように注意しましょう。
〇手すりにぶら下がると危険です。
〇落書きなどのいたずらはやめましょう。 』
『 ⑧鴎島灯台(かもめじまとうだい) (説明板より)
江戸時代の後期、江差にやってくる北前船(きたまえぶね)にために、鴎島(かもめじま)に常燈(じょうとう)が設けられました。
その常燈(じょうとう)は、明治22年(1889)に木造の灯台(とうだい)に、さらに昭和26年(1951)に現在のコンクリート造りの灯台(とうだい)に建て替えられました。 』
『 鴎島灯台 (説明板より)
~ふるさとの海を見守る~
この灯台の前身は、ニシンで栄えた江戸時代、江差の海に集まる北前船などのためにかもめ島に目印として、油や木を燃やす灯台を造り、行き交う船の安全を見守っていました。
鴎島灯台は、これを引き継ぎ1889年(明治22年)に点灯し、今もふるさとの海を見守りつづけています。
そして、今でも、当時の華やかな時代をしのんで「江差の五月は江戸にもない」と言い伝えられています。
この施設の異常を発見した時や、海上における遭難、その他何かお気づきの点がございましたら、下記の管理事務所までお知らせください。 』
『 幸せになる鐘 (説明板より)
「日本の夕陽百選」に選ばれ、「日本で最も美しい村連合」に加盟している江差町。
かもめ島から見る夕陽を眺め、日本海に向けて金を鳴らすと貴方にもきっと幸せが訪れます。 』
灯台の傍に「幸せになる鐘」と名付けられた鐘がありました。
もちろん「幸せになりたい!」と常々思っている私ですから「カラン♪ カラ~ン♬」と直ぐに鳴らしました。
「さて、私は今幸せになれてるのでしょうか…?!」
この鴎島灯台は、「南北に長い鴎島のどの辺りにあるのかな?」と思って地図を見てみると、だいたい島の中央辺りに位置していることがわかりました。
※ 以下の動画には風切音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご留意ください。
⇧ 「夕日の展望灯台」の名の通り灯台の階段を上がって行くと展望台のように四方の眺めを楽しむことができました。欄干には上の画像にあるように、そこから見える眺望を写した写真が掲示されていました。
⇧ この日はあいにくの曇り空で沖合の海上も白く靄っていましたので、いくら目を凝らしても私の眼には写真にあるような島の姿は見られませんでした。
「渡島大島や奥尻島をぜひ見てみたい!」と、しばらく目を凝らして頑張ってみましたが、多分見えてなかったと思います。
残念でしたが諦めて灯台を後にし、次の見学場所へ向かいました。
※ 以下の動画には風切音などの雑音が入っていますので、視聴に際しては音量にご留意ください。
※ 「江差町公式ホームページ『鴎島灯台』」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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