『札幌恵庭(北広島)自転車道路』-白石こころーど③-

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札幌コンベンションセンター こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

 今回は、「白石こころーど③」を紹介します。

      (訪問日:2019年(令和元年)6月上旬)

 前回では、アサヒビール工場の傍に建っている「旧国鉄月寒駅跡地碑」に立ち寄り、その昔この辺りを黒くて大きな蒸気機関車が煙を吐き出し汽笛を響かせながら疾走していた頃の様子を思い浮かべました。

東札幌1号線トンネル 東札幌1号線トンネル

 東札幌1号線トンネル ここの壁にもモザイク画が描かれていました。

 また、その下を大きな環状通が流れている「環状夢の橋」を渡り、橋脚銘板に記されていた「門型ラーメン式」の文字を見て湯気立つ札幌味噌ラーメンを思い浮かべていました。

札幌コンベンションセンターへ 札幌コンベンションセンターへ

 環状夢の橋を渡った辺り(東札幌1条6丁目)からコンベンションセンターへ向かう途中大きく右カーブになっている辺り(東札幌1条2丁目)までの区間の道を「ふれあい並木道」(東札幌1条6丁目に看板有り)と名づけられています。

札幌コンベンションセンターへ 札幌コンベンションセンターへ

 その並木道は、東札幌町内会住民が昭和56年(1981)に「円山公園や月寒公園などに劣らぬ桜の名所にしよう」と桜の苗木などを植樹したことに始まり、美しい桜の名所となっています。

東札幌トンネル 東札幌トンネル

 東札幌トンネル ここにも壁画が描かれていました。

 東札幌トンネルの上を「米里行啓通(よねさとぎょうけいどおり)」という道路が中の島・平岸地区から菊水元町地区へ通っています。

札幌コンベンションセンターへ 札幌コンベンションセンターへ

 札幌にはこの「米里行啓通」の名の道がもう一つあり、中島公園内を流れる鴨々川(かもかもがわ)に架かる南14条橋から石山通(いしやまどおり;南14条西11丁目)まで東西に延びる道路にその名がついています。

東札幌2丁目トンネル 東札幌2丁目トンネル

 東札幌2丁目トンネル

 「行幸(ぎょうこう)」とは「天皇が外出されること」で、「行啓」とは「皇后・皇太后・皇太子・皇太子妃が外出されること」をいうそうです。

東札幌1丁目トンネル 東札幌1丁目トンネル

 東札幌1丁目トンネル このトンネルで白石こころーどのトンネルは最後のようでした。

 後者の「米里行啓通」にはいわれがあり、明治14年(1881)に明治天皇が北海道へ「行幸」になり、明治44年(1911)に皇太子(大正天皇)が、大正11年(1922)に皇太子(昭和天皇)が「行啓」になったことにちなみ南14条通りを「行啓通」と命名されました。

札幌コンベンションセンターへ 東札幌1丁目トンネル

 前者の「米里行啓通」には、後者の「米里行啓通」のような「いわれ」は無いようです。

札幌コンベンションセンターへ 札幌コンベンションセンターへ

 その両者につながりがあるのかと思って地図を見てみると、中島公園の東側には豊平川が南北に流れているため分断されていて、その双方は橋で結ばれてはいません(位置的には、川がなければつながるかな?!っていう感じです)。

札幌コンベンションセンターへ 旧国鉄東札幌駅

 道端に立てられている案内板を見ると、この辺りには昔「旧東札幌駅」があったようです、そして嬉しいことにもう少しで「コンベンションセンター」に到着できそうです。

『   旧千歳線(東札幌駅跡)     (説明板より)
  大正15年(1926)8月、北海道鉄道株式会社により進められていた沼の端~苗穂間の札幌線鉄道建設が、6年の歳月を経て完成した。沿線の胆振・十勝・石狩地域は、木材・薪炭(しんたん)・石炭・クローム鉱などの資源が豊富であったことから、この鉄道は資源開発の使命を帯びたものであった。鉄道沿線白石村内には、東札幌・月寒・大谷地・上野幌などの駅が開業。東札幌駅は現・南郷通北側付近に位置していた。
札幌コンベンションセンターへ 札幌コンベンションセンターへ

 昭和18年(1943)8月には、戦時下における陸上交通網の整備と強化のため私鉄の買収が行なわれ、当時海軍飛行場があった千歳を拠点に国鉄と千歳線として改変された。
 その後昭和48年(1973)9月には、新しい幹線(現JR線)が開通したことから旧千歳線は廃線となり、翌年の昭和49年(1974)8月、その路線跡に白石サイクリングロードが誕生した。  』

さっぽろ大地公園 さっぽろ大地公園

 「さっぽろ大地公園」は、コンベンションセンターのすぐ隣にあり大きくて遊びごたえのある楽しそうな公園です。

さっぽろ大地公園 さっぽろ大地公園

 「さっぽろ大地公園」という標示がありました。このコンクリートの建物の中には、トイレなどがありました(右の画像)。

 ブランコ、すべり台、砂場、うんてい、ターザンロープ、ネット遊具など、「これでもか!」っていうくらいバラエティに富んだ遊具がたくさん設置されています。

札幌コンベンションセンター 札幌コンベンションセンター

 コンベンションセンターの裏の駐車場の方に出てきたようです。

 もし私の子ども達が小学生くらいの年頃だったら、一度は連れてきて一緒に遊んで回りたいと思いました。

 いよいよ札幌コンベンションセンターが間近に迫ってきたようです。

札幌コンベンションセンター 札幌コンベンションセンター

札幌コンベンションセンター 札幌コンベンションセンター

 ここから見る建物の様子に以前来たことがあるので、何となく見覚えがあるように思いました。

 私が十数年前に受けた資格試験の受験会場がこのコンベンションセンター(まだ建設されて間もない頃のことだったと思います…)だったことを思い出し、それ以来2度目の訪問でした。

札幌コンベンションセンター 札幌コンベンションセンター

 ついに白石ここロードの最終地点の「札幌コンベンションセンター」に着きました。

 朝に北広島の「自転車の駅」を出発(自転車の駅から北広島駅方面への反対側のロードは機会があったら行ってみようと思っています)し、北広島市区間「エルフィンロード」から厚別区間「陽だまりロード」、そしてこの白石区間「白石こころーど」と進み紹介してきましたこのシリーズは、今回で終了させていただきます。

 ありがとうございました。

※ ウィキペディアフリー百科事典「北海道道1148号札幌恵庭自転車道路 」、「札幌市厚別区役所ホームページ『陽だまりロード』」、「札幌市白石区おもしろいしWEB『白石こころーど』『魅力発見!白石こころーどを行く』を参考にさせていただきました。

 ご訪問頂きありがとうございました。

 

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