『登山日記・摩周岳』-5.4㎞地点へ-

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 5.4㎞地点   こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。

    今回は、「5.4㎞地点へ」ということで、摩周湖第1展望台の登山口を出発し『摩周岳 5.4㎞』道標が立っている地点までの様子を紹介していきます。

                            (訪問日:2019年(令和元年)9月下旬)

    前回紹介したブログの中でも触れましたが、「摩周岳」は布施明さんのヒット曲に歌われている「霧の摩周湖」のすぐ隣に位置しています。

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 摩周湖畔沿いの道を左手に湖を見ながら反時計回りに進んで行きます。

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 道の正面(およそ南東の方角)には根釧台地が広がりと、その先には地平線が見えていました。

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 第1展望台とは違った角度から見えている摩周湖、湖上にポツンとカムイシュ島が浮かび、湖を隔ててさらに奥に見えている山が斜里岳(しゃりだけ、この日は雲が掛かっていて山頂までは見えませんでした)

 歌の中ならムードがあってとてもいいのですが、登山となると霧に包まれた摩周岳は私の技量では近づくのさえも無理です。

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 残念ながら雲が掛かって山頂が見えない斜里岳(左)、でも目指す摩周岳の山頂には雲がありません!(右)

摩周岳 摩周岳

 摩周岳をズーム・ズームしてみました、これから数時間後に私はあそこに立っている…はずです。

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 根釧台地の南東方向(左)から右手へ・南西方向(右)に視線を移していくと…。

 それで当日の摩周岳の天気の様子には、かなり神経を使わないといけませんでした。

 早朝に展望台へ見に行った時、山頂付近は雲に覆われていましたので「登山はとても無理だ」と判断し諦めていました。

雄阿寒岳・雌阿寒岳 雄阿寒岳・雌阿寒岳

 ズームしていくと…、この山わかるでしょうか? 手前に雄阿寒岳、その奥に雌阿寒岳と阿寒富士が並んでいます。霞んではいますが、最高にいい眺めだと私は思いました。

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 眺めに魅せられ元気をもらいながら、樹木やクマザサが繁る道を歩き続けます。

 この日の登山の替わりにまずは「硫黄山」へ行ってみようと再び摩周湖展望台へ向かったのですが、その時の摩周岳山頂には驚いたことに垂れこめていた雲がその周辺から嘘のように消えていたのです。

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 樹木がまばらになっている所の左手に摩周湖を覗くことができました。その際に少しずつ湖の見え方が違って見えるので、カメの歩みの私でも少しずつ先に進んでいるという励みになりました。

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 ここからも雄・雌阿寒岳が見えました。知っている山に、ましてや登ったことのある山に出会えると、とてもうれしい気持ちになります。

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 まだまだ道は続き、木々の間から時々チラッチラッと湖の姿を見せてくれ、まるで頑張っている「ほうび」のようでした。

 「これなら行ける、登ることができる!」

 時計を見ると当初の予定の時刻よりも2時間近く遅れてはいましたが、朝が早かった分これから登っても日没までには余裕をもって帰ってこられるだろうと考えました。

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 これまでは割と平坦な道が続き楽な感じでしたが、行く手を見ると小高い丘が見えてきました。今度は上りが続くことになりそうです。

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 それでも目指している摩周岳の姿がさっきよりも少しずつ近くに見えるようになり、徐々に山頂に近づいていることを実感しました。

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 またまた樹木の間から摩周湖が見えて、カムイシュ島の見え方が少し変わりました!

 薄曇りではありましたが摩周湖やその周辺に霧などは一切なく、この後天候が悪化するような空様子でもなさそうに思いました。

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 摩周岳が見えてくると、つい嬉しくなってカメラを向けシャッターを押してしまうんです。そして、さらにズームにしてみたり…。

 身支度などの準備を早々に終わらせ駐車場の端にある登山口に向かい、入山届に記入し出発しました。

 

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 樹木とクマザサに囲まれた道を黙々と歩き、ふと摩周湖なんかが見えたりすると、やっぱり嬉しくなって写してしまうんです(ついつい撮る枚数が多くなってしまい…)。

 登山口から道は反時計回りに摩周湖畔に沿って南に向かい、湖畔の南端まで行くと今度は北東方向に向かって伸びていきます。

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5.4㎞地点 5.4㎞地点

 ハイ、着きました! 「摩周湖第一展望台1.8㎞  摩周岳4㎞」の道標が立っている所です。

 今回の表題にしている『5.4㎞地点』は、湖畔の南端辺りにあり、その道標によると距離的には「第1展望台から1.8㎞、山頂まで5.4㎞」地点ということになります。

※ ウィキペディアフリー百科事典「 摩周湖」「摩周岳」、環境省 阿寒摩周国立公園管理事務所・発行「摩周岳・西別岳トレイルマップ」を参考にさせて頂きました。

   ご訪問頂きありがとうございました。

 

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