『北海道のダム』-岩尾内ダム-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「岩尾内(いわおない)ダム」(士別市朝日町岩尾内)を紹介します。
(訪問日:2019年(令和元年)7月下旬)
岩尾内ダムは、天塩川水系天塩川にあり、特定多目的ダム(洪水調節・灌漑・上水道・工業用水道・発電)であり「重力式コンクリートダム」です。
↑ 「岩尾内湖白樺キャンプ場」のセンターハウス(トイレ、コインランドリー、シャワー、売店コーナー等が入っています)とキャンプ場内の炊事場
堤高58m、堤頂長448m、湛水面積570ha、総貯水量1億770万㎥となっています。
↑ キャンプサイトからの岩尾内湖、湖を隔てて岩尾内ダム、岩尾内大橋が見えています
↑ 岩尾内ダムの堤体をズーム
※ 以下の動画の中に風切音などの雑音が入っていますので、視聴の際には音量にご留意ください。
1963年(昭和51年)に着工され、1970年(昭和45年)に竣工しました。
標高1,558mの天塩岳を水源として日本第4位の長さがある天塩川水系で最大のダムで、ダムによってできた人造湖の名前は「岩尾内湖」です。
↑ 展望台の建物です、中に入り螺旋階段(らせんかいだん)を上って行きました
↑ 屋上に登るとこんな感じで、先ほど寄ってきた岩尾内湖白樺キャンプ場のテントサイトが見えました
↑ キャンプ場を後にして少し行くと「岩尾内湖展望台」があります、展望台から見る岩尾内湖と岩尾内ダム
※ 以下の動画の中に風切音などの雑音が入っていますので、視聴の際には音量にご留意ください。
※ 信濃川、利根川、石狩川に次いで4位の長さ256.2㎞であり、上川・留萌・宗谷の3振興局管内にまたがり5,588平方キロメートルの大きな川です。
天塩川の名前の由来は、アイヌ語の「テシ・ォ・ペッ」(梁が多い川;梁のように岩が河川を横断している)からきているという説があります。
↑ 岩尾内ダム管理支所の傍に駐車場と広場があります、右手に見える岩尾内大橋を渡ると岩尾内ダムの堤体があります
↑ 岩尾内大橋です
↑ つい先ほど立ち寄ってきたばかりの岩尾内ダム管理支所です
前回紹介しました「愛別ダム」から道道101号線を北上し、於鬼頭(おけと)トンネル・於鬼頭峠を通過してさらに北へ進んで行くと岩尾内湖の南の端辺りに着きます。
↑ 堤体の上からも見えました「岩尾内湖白樺キャンプ場」
※ 以下の動画の中に風切音などの雑音が入っていますので、視聴の際には音量にご留意ください。
あとは、湖畔沿いに行くと道道61号線との重複区間になり、その途中には岩尾内湖白樺キャンプ場があり、そこを過ぎると湖を渡る橋の向こうに岩尾内ダムが見えてきます。
↑ 堤体の上から見たダム周囲の様子です、たいへん大きなダムでした。
※ 以下の動画の中に風切音などの雑音が入っていますので、視聴の際には音量にご留意ください。
↑ 岩尾内ダムの下流域には畑が広がっていて、その周囲には野生動物除けのための電気柵が張られていました(柵に触れないよう気をつけながらこの画像を撮りました)
岩尾内ダムは、道内で富良野の滝里ダムに次いで9番目に大きな規模のダムです。
※ 1位は夕張シューパロダム、2位は雨竜第一ダム、3位は新ひだか町静内川にある高見ダムとなっています。
※ 一般財団法人日本ダム協会Webサイト「ダム便覧・岩尾内ダム」,ウィキペディアフリー百科事典「岩尾内ダム 」を参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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