『道東の旅Ⅲ』-長節湖-
こんにちは、ご訪問頂きありがとうございます。
今回は、「長節湖(ちょうぶしこ)」(豊頃町(とよころちょう))」です。
(訪問日:2019年(令和元年)9月下旬)
前回で紹介しました「ナウマン象発掘跡地」を後にして、次の目的地として「十勝発祥の地」(豊頃町大津)を予定していました。
国道336号線を東方面に「大津漁港」を目指して行くのですが、地図を見て発祥の地の近くに「大津・長節原生花園と長節湖」があることを見つけたので、距離的にも時間的にも大して変わらないようなので立ち寄ることにしました。
さらに地図を眺めていたら、大樹町から豊頃町の太平洋に面した海岸には湿地帯になっていて所々に沼や湖が点在していることに気がつきました。
帰宅してからネットで検索してみると、この一帯は「十勝海岸湖沼群(湧洞沼・長節沼・生花苗沼・ホロカヤント沼・キモントウ沼・キモントウ小沼・当縁湿原など)」として環境省から生物多様性から「重要湿地」とされていることが分かりました。
今回の旅に出かける前にこのことを知っていたら「十勝海岸湖沼群巡り」も企画していたかもしれません。
今後「道東の旅Ⅳ」に出かける際には、ぜひそれも含めて計画していきたいと思っています。
話を戻して「長節湖」ですが、「ちょうせつこ」と呼ぶものと思っていましたが、「ちょうぶしこ」と読むのだそうです。
湖名の由来がアイヌ語の「チ・オ・プシ・イ」(自ら・川尻・はじける・ところ)ということから、そのように読むらしいです。
※ 根室半島にも同じ字の「長節湖」がありますが、こちらは「ちょうぼしこ」と読むのだそうです。
周囲約5km、最大水深4.7mの汽水湖(汽水:海水と淡水の中間の塩分を持つ水)で、太平洋との間に幅約40mの砂浜によって隔てられています。
砂丘上の道路と長節湖間の幅250m、長さ500mに渡ったエリアは「長節原生花園」で、北海道の天然記念物(大津海岸長節湖畔野生植物群落)に指定されていて春から初秋にかけて美しい花が咲きます。
キャンプ場があり、夏は水遊び客やキャンパーで賑わい、冬はワカサギ釣りもできるようです。
※ ウィキペディアフリー百科事典「長節湖 」・「汽水湖」、環境省 自然環境局 ウェブサイト「十勝海岸湖沼群」、豊頃町観光協会公式ウェブサイトを参考にさせて頂きました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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